低金利時代の今、銀行にお金を預けても増えることはありません。そこで、投資に一層の注目が集まっています。しかし、元本割れなどのリスクもあるため、油断は禁物です。本記事では、投資初心者が最低限知っておきたい基礎知識を解説します。※本記事は、『お金の基本ゆる図鑑』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。

投資できる商品は、意外とたくさんある!

●投資を始めるため、まずは証券会社で自分の口座を開く

 

投資に挑戦しようと思っても、「そもそも何から始めればいいのかわからない」と悩んでいる人はたくさんいます。そういう人は、まずは証券会社に自分の口座をつくりましょう。口座は、証券会社の窓口でもネット上からでも開設できます。

 

証券会社の選び方にはいろいろな基準がありますが、「手数料の安さ」「使えるツールの種類」(証券会社によって企業を分析するツールなどが使えます)「取り扱っている商品の種類」「チャートの操作性や見やすさ」で比較すればよいでしょう。

 

口座を開くと、株式、投資信託、債券などなど、さまざまな投資商品があることがわかります。

 

代表的な投資商品の特徴について解説していきます。自分の資金の状況や、投資の目的などに合った商品を選ぶようにしてください。

 

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

◆投資信託:運用のプロが、投資家から託されたお金で株式や債権などを組み合わせて購入して運用します。

 

◆債券:国や地方公共団体、企業などが発行する有価証券です。債券ごとに期間と金利が決まっています。高い安全性がメリットです。

 

◆不動産:アパートなどの不動産を購入して、家賃収入を得ます。毎月収入が得られますが、購入時にまとまった資金が必要になります。

 

◆REIT(不動産投資信託):不動産に投資する投資信託です。個人では所有できないオフィスビルなどに分散投資できて、不動産の維持や管理はしなくてOKです。

 

◆株式:上場した企業の株式を購入します。企業が経営に成功すると配当金や値上がり益がもらえます。値動きが大きいのが特徴です。

 

◆ETF:東京証券取引所などの金融商品取引所に上場されている投資信託です。株式と同じようにリアルタイムで取引することが可能です。

 

◆金:貴金属の金に投資します。金自体に利息はつきませんが、購入時より金価格が上昇すると利益を得られます。

 

◆FX(外国為替証拠金取引):外貨を売買して、購入時と売却時の為替レートの差によって利益を得ます。リスクが大きいことで知られています。

 

(本文イラスト:藤井 晶子)

 

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