不動産投資において考慮すべき「3つのリスク」とは?

前回は、賃貸不動産の活用で「相続税が大幅に圧縮できる」理由を説明しました。今回は、不動産投資が抱える「3つのリスク」とは何かを見ていきましょう。

投資には必ず「リスク」が存在する

ここまでは不動産投資の持つ数々のメリットについて触れてきました。

 

ただ、他方で、投資にはリスクも存在します。不動産投資も、決してその例外ではありません。代表的なリスクを紹介すると、以下の3つがあげられます。

 

①天変地異

地震や台風をはじめとした自然災害によってもたらされる建物の倒壊などのリスクです。

 

②事件・事故

賃貸中に自殺や他殺などの事件・事故が起こった場合、物件の価値は低下します。

 

③空室リスク

入居者がつかず家賃収入を得られなくなるリスクです。

 

空室リスクは物件探しの段階で対処することが可能

このうち①と②のリスクについては事前に予測することが困難もしくは不可能なので、予防や対策は基本的に難しいかもしれません。投資用不動産の購入について私のところに相談に来る人たちの中にも、この①と②のリスクのために「始めようかどうしようか」と悩んでいるケースは多く見られます。

 

ただ率直にいって、これらはプロでも予測不可能なリスクです。過度に気にかけるのであれば購入をやめることもオススメしています。

 

良いことはさほど気になりませんが、嫌なことは一度考えてしまうと頭から離れなくなってしまいがちです。私としても、不動産投資はそこまで不安な思いを抱きながら行うものではないと考えています。

 

一方、③については、投資する不動産のタイプやエリアを絞ることによって、リスクを限りなく軽減し防ぐことが十分に可能です。実際私の会社でも、③のリスクに関して悩んでいる人たちには、その解消手段についてしっかりと説明をしています。

 

本連載は、2017年12月25日刊行の書籍『不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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宅地建物取引士
2級ファイナンシャルプランニング技能士

1980年千葉県生まれ。2004年駒澤大学経済学部卒業後大手不動産デベロッパーに入社し、新築投資用ワンルームマンションの販売に従事。その後アメリカ最大手の金融機関へ入行し、リスクマネジメント担当の経験を積む。2008年に大手投資用不動産会社に入社。築浅マンションから築40年のマンションまで様々なブランド物件の、仕入れ専門の売買仲介を経験する。不動産業界の現場最前線で日々、数多くの不動産投資に関する顧客相談を受けつつトップセールスとして活躍し、数々のタイトルを獲得。

2011年、東日本大震災のボランティアで被災者との交流から「自分には何ができるか」を考えた末、「今まで培ってきた経験を活かして、不動産投資にお困りの方、またはこれから不動産投資をお考えの方にプロとして最低限のアドバイス。これならできる!」と、強い思い入れのあった起業を決意。同年9月に投資用不動産専門の株式会社パートナーズを設立。物件の仕入れから販売、賃貸管理などのプロパティ面、アフターサービス、出口戦略まですべてサポート可能な投資用不動産のエキスパート集団を率いる。

著者紹介

不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本

不動産投資の「勝ち方」が1時間でわかる本

吉村 拓

幻冬舎メディアコンサルティング

いつ? どうやって? なにを?  興味があってもなにから始めればいいのかわからない人が大半。そんな方に読んでほしい、不動産投資のメリットと勝つためのノウハウが十二分に詰まった一冊。不動産会社探しのプロセスから選…

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