著者

  • 村井 理子

    翻訳家/エッセイスト
    1970年、静岡県生まれ。滋賀県の琵琶湖畔に夫と双子の息子と暮らす。著書に『村井さんちの生活』『兄の終い』『全員悪人』『家族』など。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』など。

関連書籍

  • 義父母の介護
    著者
    村井 理子
    出版社名
    新潮社
    発行年月
    2024年7月
    それって妻の義務ですか!? 本音150%の介護奮闘記! 義母の認知症が8年前に始まり、義父も5年前に脳梗塞で倒れた。結婚以来そりが合わなかった姑と舅だが、「私がやらなければ!」と一念発起。仕事と家事を抱えながら、義父母のケアに奔走する日々が始まった――。 しかし、急速に進行する認知症、介護サービスを拒絶する義父に翻弄され、やがて体力と気力は限界に。介護は妻の義務なのか? 夫の出番は? 介護の最初の一歩から、高齢者を騙す悪徳業者との闘いまで、超リアルな介護奮闘記! 【目次】 プロローグ──それは瓶ビールから始まった 第一章 異変(二〇一六~一九年) 1.悪い予感 2.税込みと税抜き、どちらになさいますか? 3.大晦日の消費税論争 4.義父、倒れる 5.義母、認知症と診断される 6.すべて完璧のはずだった──介護が本格的にスタート 第二章 遊びじゃねえんだよ──介護は体力勝負!(二〇二〇~二一年) 1.義父、ふたたび倒れる 2.大混乱──義母の運転免許返納 3.遊びじゃねえんだよ──ワクチン付き添い奮闘記 第三章 ドタバタ介護奮闘記(二〇二二年) 1.二人の人生なんだから 2.少しずつ、でも確実に変わりゆく日々 3.「お客さん」になった義母──加速する認知症 4.あの真面目そうな青年が 5.「もうこんな生き方やめます」宣言 6.義父が暗い 7.今度は義母が重い 8.介護サービスを拒絶する義父 9.夫、ついに雄叫びを上げる 10.今を生きる義母と、過去を追う義父 11.義父の妨害工作 第四章 もう無理かもしれない(二〇二三年) 1.私って意地悪かな 2.本当の親子と義理の両親 3.認知症に備わった能力 4.九十歳の純愛 5.歯医者に行くだけなのに 6.義父のお尻が大事件 7.それが一番アカンやつ 8.義父から逃げたくて、夏 9.叶わなかった両親との食事会 10.悪徳業者との闘い──高齢者を騙す人々① 11.善良そうな人たちにもご用心!──高齢者を騙す人々② 12.そろそろ、実の子の出番ですよ 13.夫が本格的に介護に参加したけれど…… エピローグ──介護の覚悟

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