月100万円以上の配当生活を謳歌した父が死去…遺された「莫大な資産」

中小企業に勤めるミノルさん(仮名・52歳)は、妻と2人の子どもの4人暮らし。現在は市内で持ち家の戸建て住宅に暮らしています。

日々の生活は決して派手ではなく、年収は600万円、貯金は1,000万円ほど。子どもたちの教育費や自分たちの老後資金を準備するため、夫婦で堅実なやりくりを続けてきました。

そんなミノルさんの父・シンヤさん(仮名)が先日、82歳で亡くなりました。母はすでに他界しており、一人息子のミノルさんが遺産を相続することになります。

シンヤさんは、余剰資金ができるたびに株式を買い「一度買った株は売らない」という方針を貫いてきました。バブル崩壊やリーマンショックの際も手放さず、莫大な資産を築いたとされます。

近年は配当だけで月100万円以上の収入を得て、旅行や趣味を楽しんでいました。ミノルさんも株式を保有していることは知っていましたが、詳しい金額を聞いたことはありませんでした。

「これほどの財産を持っていたとは…」遺産総額5.4億円に52歳息子が驚愕

シンヤさんが亡くなったあと、ミノルさんは少しずつ整理を進めます。

証券口座を確認すると、株式の評価額は4億5,000万円。自宅の土地・建物が8,000万円、預金が1,000万円あり、遺産は合計5億4,000万円に上ります。

「配当生活をしていたから、ある程度は予想してたけど……。これほどの財産を持っていたとは」

ミノルさんは目の前の数字を見つめながら、シンヤさんが何十年も株式を買い続けてきたことを思い返しました。ただ、その資産をどう引き継げばよいのか聞いたことはありません。

遺産の全容がわかったところで、ミノルさんは相続税について調べてみることにしました。