人生100年時代を豊かに生きるための、大切な「時間とお金の使い方」

再びパートを始める決意をした信子さん。 「孫のために何かしてあげたい」という気持ちは、今も変わりません。でもそれと同時に、 「私自身の時間も大切にしたい」 「働くことも続けたい」 と思えるようになりました。

家族のために、自分のことを後回しにしてしまう人もいるでしょう。 けれど、家族を支えるために、自分の仕事や生きがい、これからの生活まで犠牲にする必要はありません。

大切なのは、自分はこれからどんな人生を送りたいのか、どんな時間を過ごしたいのか、そのためにどれくらいのお金が必要なのかを考えたうえで、「家族にどこまでなら無理なく協力できるのか」を決めることです。

「仕事を続けるか、辞めるか」という二択だけではありません。自分ができる範囲で家族を支えながら、必要なところはお金を使って外部のサービスを利用することで、家族の誰か一人に負担を集中させない方法もあります。

「これからどんな人生を送りたいのか」

家族のことだけでなく、自分自身のこれからも含めて「時間とお金をどう使うのか」、考えることが、人生100年時代を豊かに生きるために大切なのではないでしょうか。

伊藤 寛子
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)