第2位は、千葉県南端の“隠れ避暑地”

第2位:館山温泉(千葉県)

(館山湾の眺望(千葉県)/PIXTA)
(館山湾の眺望(千葉県)/PIXTA)

第2位にランクインしたのは、千葉県館山市にある「館山温泉」でした。海沿いの穏やかな景観と温暖な気候に恵まれた同所は、館山湾や平砂浦海岸を望む宿が多く、露天風呂から夕日や富士山、伊豆大島を眺めることができます。

泉質はナトリウム塩化物泉や硫酸塩泉などで、体を芯から温める保温効果が高く、海風と相まって心も身体もリラックスできることでしょう。また、地元漁港で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえる宿が多く、舟盛りや海鮮料理を楽しめる点も人気の理由です。

日帰り温泉も複数あり、旅の途中でも気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。楽天トラベルによると、年間の延べ宿泊人数前年の1.2倍以上となり、特に8月の伸びが顕著だったそう。関東近郊の“隠れ避暑地”として注目を集めているようです。

第1位:天童温泉(山形県)

(天童駅前通り(山形県)/PIXTA)
(天童駅前通り(山形県)/PIXTA)

第1位に輝いたのは、山形県にある「天童温泉」。同所は山形県のほぼ中央・舞鶴山の北側に広がる温泉街で、明治44(1911)年に田んぼから湧き出した源泉をきっかけに発展しました。泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉」で、動脈硬化症やきりきず、慢性皮膚症などに効能があるとされ、湯上がりは肌がすべすべになる「美人の湯」としても親しまれています。

温泉街には近代的ホテルから純和風旅館まで多彩な宿が並び、3つの足湯や将棋駒のモニュメントなど、天童市らしい街歩きも楽しめます。

楽天トラベルによると、延べ宿泊者数が前年比約1.7倍と大きく増加し、特に子ども連れの宿泊者数が前年比の約3倍と顕著。交通の便がよく、山形観光の拠点として利用しやすい立地であることから、蔵王温泉や銀山温泉などの「温泉ハシゴ」も可能なのだとか。

観光と温泉を一度に楽しめる利便性の高さが、人気上昇の大きな理由であると考えられます。

「温泉街」をまるごと楽しみたい…「今年こそ行きたい温泉ランキング」

「今年こそ行きたい温泉ランキング」TOP3は、天童温泉を筆頭に、館山温泉、山中温泉となりました。上位に共通するのは、温泉そのものだけでなく「街まるごと」楽しめる包容力の高さ。TOP3はいずれも、温泉・食事・街歩きどれをとっても、旅の満足度をぐっと上げてくれます。

2026年は祝日が土曜日に重ならない日が多く、例年より連休が多い年。次の連休に合わせ、予定を立ててみてはいかがでしょうか。