イルミネーションは、冬のあいだだけ現れる“非日常空間”です。休みの日だけでなく、平日の仕事終わりにふらっと見ることができるのも、イルミネーションの魅力でしょう。近年は高い技術によって演出や形態がますます進化しており、素敵なスポットを選ぼうにもひと苦労です。そこで今回、「2025年最新版『冬の絶景イルミネーション』全国ベスト30」の結果をもとに、この冬訪れたいおすすめの「冬の絶景イルミネーション」ランキングTOP3を紹介します。
冬のあいだだけ現れる“非日常”の空間…休日に、仕事帰りに寄りたい「全国・冬の絶景イルミネーション」TOP3【ランキング】
第2位 愛知県蒲郡市(93点)
愛知県蒲郡市に位置するラグーナテンボスは、「International Illumination Award 2025」の「イルミネーションイベント部門 優秀技術賞」において、第1位を受賞したことでさらに知名度が上昇したスポット。遊園地・ラグナシアがまるまるイルミネーションと融合しています。
イルミネーションプログラムには1位を受賞した技術力が惜しみなく発揮されています。なかでも「ツリーインザスカイ」は、上空に向かって光を照射することでオーロラのような幻想的な景色を作りだす、革新的な試みです。
園内の小川にかかるイルミネーションが施されたアーチを、バンパーボートで潜り抜けながら眺める「クリスタルアーチ」など、アクティビティ要素も充実しています。
第1位 神奈川県横浜市(97点)
堂々の1位には“日本新三大夜景都市”にも選ばれた神奈川県横浜市が輝きました。横浜市はTOP3内で唯一、都市型のイルミネーションとしてランクイン。施設のなかに設置されるものではなく、いつもの景色が冬仕様にライティングされます。浮足立ったロマンチックな雰囲気を街なかでより感じられそうです。
横浜市の街に用意されるイルミネーションプログラムはさまざま。今年6年目を迎える、国内最大級の都市連動型イルミネーション「ヨルノヨ」はその代表格です。2025年のテーマ「花」に合わせ作られた光のオブジェを中心に、山下公園会場には観客も参加できるインタラクティブ・デジタルアートが展開されます。46施設が参加し、街全体が連動する5分間のショー、“ハイライト・オブ・ヨコハマ”が最大の見どころです。
「ヨコハマミライト2025」は、横浜・みなとみらいの約1.5kmにわたるエリアを、約25万球のLEDライトで彩ります。ヨコハマミライトの特徴は、太陽光や風力などのクリーンな電力が使用されていること。みなとみらい21地区の脱炭素化のムーブメント「TOWERS Milight “DOWN”」と連動しているだけでなく、これからの時代を予感させるようなプログラムとなっています。23時という夜も深い時間まで実施されているのもポイント。
横浜赤レンガ倉庫でのマーケットや、THE YOKOHAMA ILLUMINATION(ザ ヨコハマ イルミネーション)などが他にも目白押し。イルミネーションによって実施期間が異なるので、詳しくは横浜市の観光情報をチェックしてください。

