東京23区のなかでも“おしゃれタウン”として名高い目黒区。そこにはどのような企業が本社を構えているのか、またそのなかでも特に給与の高い企業とは? 平均年収が高い上位5社をみていきましょう。※本記事は、日本最大級のデータベース「SalesNow DB」をもとに株式会社SalesNowが発表した「市区町村別の平均年収ランキング」より一部を抜粋・編集しています。
佐賀平野を舞う気球※写真はイメージです/PIXTA
日本の会社員、平均給与は年527万円だが…東京・目黒区に本社を置く上場企業の「平均年収ランキング」TOP5
会社員の平均年収…1位と最下位で「250万円強」の差
厚生労働省から令和6年の『賃金構造基本統計調査』の結果が発表されました。
同調査によると、会社員(平均年齢44.1歳)の平均給与は、月収(所定内給与額)は33万0,400円、賞与も含めた年収は526万9,900円となっています。
前年と比較すると、月収で1万2,100円(3.8%)、年収で20万0,500円(3.9%)の増加。物価上昇に伴う賃上げ圧力の強まりが反映されたようです。
続いて、都道府県別に会社員の平均給与をみていきましょう。
47都道府県のなかで、全国平均を上回ったのは4都府県のみ。トップは「東京都」で、平均年収644万3,800円でした。そのあとに「神奈川県」「大阪府」「愛知県」と続きます(参考記事:『【ランキング】47都道府県「会社員の給与」2025…年収・年収増加率・男女別<令和6年賃金構造基本統計調査>』)。
一方、会社員の平均年収がもっとも低いのは「沖縄県」で393万5,000円でした。トップの「東京都」との差は250万円強となっています。
全国のなかでも頭一つ抜けている東京都。今回、その東京都の年収について、さらに細かくみていきます。株式会社SalesNowが発表した「市区町村別の平均年収ランキング」より、東京都目黒区に本社を置く上場企業に絞って、平均年収が高かった上位5社を紹介します。
【調査概要】
- 対象都市:本社を置く上場企業が10社以上所在する市区町村
- 対象期間:2024年6月1日から2025年6月1日
- データソース:日本最大級の企業データベース「SalesNow DB」
- データ件数:約540万社の企業データを対象(うち対象条件に該当した企業を抽出)
※出典:SalesNow DB(https://salesnow.jp/db)