第1位はトヨタによる“世界初”の車

第1位はトヨタ・プリウスです。「世界初、量産型ハイブリッド車」の称号を持つこの車が中古車市場でも人気をみせました。ガソリンと電気モーター、2種類の動力源を保持し高燃費・低排出を実現するプリウス。その進化は留まるところを知らず、最新のEVモードは短距離であればガソリンを使わずに走行できます。

すっかりSDGsが根付いたことから「エコな車」としての認知がブランド力を高めているだけでなく、「親がプリウスだったから」と、親世代から具体的な使用感を聞きプリウスを選ぶ若者の登場など、長く愛されることから次世代に繋がる車種としての地位を確立しました。

特に2023年に発売された5代目プリウスはスポーツカーのような低めの車体を採用。それに見合うよう施された流線型のデザインはかなりスマート。現代の社会生活に合わせた姿へとアップデートされ、幅広い世代から支持を得ているようです。

中古車価格:26.9万円~487.9万円(800.9万円の車体は外れ値として除外)
※⾞選びドットコムより、支払総額「最安値」と「最高値」をそれぞれ抜粋(2025年9月16日時点)

以上、トップ5を見てきました。日本の国産車においては、ニーズやターゲット層がうまく住み分けされ人気車種が分かれているようです。

長く愛されているモデルから、中古で購入しても値崩れしにくいハイスペック車両まで。中古車の購入を考慮する理由は人それぞれかと思いますが、国産車ならではの日本人の心を捕らえた機能をお得な価格で体感してみてはいかがでしょうか。