仙台を有する宮城県。三陸沖の海の幸と、豊かな土壌で育つ農産物が魅力

東北地方の太平洋に面し、地方最大の都市・仙台市を県庁所在地とする宮城県。面積は約7,282平方キロメートルで、日本の都道府県のなかで16番目の広さ。北側に奥羽山脈、南側に蔵王連峰があり、中央には仙台平野が広がっています。

東北地方最大の人口を有する宮城県ですが、農業が盛んで、特に稲作が中心です。宮城県は「ササニシキ」や「ひとめぼれ」といったブランド米の産地として知られています。また、海産物も豊富で、特に牡蠣やサンマなどが有名です。また伊達政宗が治めた仙台藩の中心地でもあり、歴史的な背景も魅力のひとつ。仙台七夕まつりなどの伝統行事もあり、地域文化が色濃く残っています。観光名所で有名なのは、まず日本三景の一つである松島。260以上の島々から成り、美しい景観が魅了します。また秋保大滝や御釜(おかま)などの自然景観も人気です。さらに温泉地も多く、秋保温泉や鳴子温泉などは全国区の知名度を誇ります。

そんな宮城県のふるさと納税寄付件数ランキング。まずは第3位からみていきましょう。

第3位 宮城県大崎市(寄付件数:98,324件)

宮城県の北西部に位置する大崎市。2006年に古川市、松山町、三本木町、鹿島台町、岩出山町、鳴子町、田尻町の1市6町が合併して誕生しました。市域は東西に約80kmにわたり、面積は約1,524平方キロメートルで、宮城県の約10%を占めています。奥羽山脈に囲まれ、江合川や鳴瀬川などの大きな河川が流れていることから、「大崎耕土」として知られ、肥沃な大地が広がっています。豊かな土壌では「ササニシキ」や「ひとめぼれ」といったブランド米が生産され、野菜や畜産業も盛んです。鳴子温泉郷は古くから湯治場として知られ、豊富な湯量と多様な泉質が魅力です。

そんな大崎市のふるさと納税の返礼品はで人気なのが、まずは「厚切り牛タン」。塩味や味噌味の厚切り牛タンがあり、特に600gのセットが人気です。また「尾西のごはん」アルファ米のセットで、保存食としても利用できるため、非常に人気があります。特に12個セットが好評です。焼肉盛り合わせやサーロインステーキなど、仙台牛を使用した返礼品も多く、注目は焼肉盛り合わせ1kg。宮城県産の「だて正夢」や「ササニシキ」など、地元で生産された高品質なお米も多くの寄付者に選ばれています。

厚切り牛タン※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります
厚切り牛タン※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります