第32回 「誰がために書く」あらすじ

道長(柄本佑さん)の思惑通り、一条天皇(塩野瑛久さん)はまひろが書いた物語に興味を示す。

そこで道長は、まひろに道長の娘・彰子(見上愛さん)が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを提案。狙いは、一条天皇が物語の続きを読むため、藤壺へ来ることを増やし、彰子との仲を深めるきっかけにすることだ。

まひろは道長の提案に戸惑うが、父・為時(岸谷五朗さん)に背中を押され……。

『光る君へ』とは?

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

THE GOLD 60編集部