生きている以上、時間は有限。であれば、できるだけ「有益に」時間を使いたいと思ってしまいがちですが、起業家の藤野淳悟氏いわく「有益か否かよりも大事な判断基準」があるようです。本記事では、藤野氏の書籍『60%の力でうまいこと結果を出す思考100』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集し、自分らしくいられるための「時間の使い方」のコツについて解説します。
「時は金なり」と考える人に是非知ってほしい…“有益な時間“を過ごそうとするより大切にしたい〈判断基準〉【月10時間労働で「年収1,000万円」を稼ぐ起業家が助言】
1時間単位で時間の管理をする
みんなお金は大切にするのに、なぜか時間は大切にしない。お金の家計簿をつけて支出管理はするのに、時間の管理はしない。時間のどんぶり勘定は危険だ。
時間=「命の残り時間」。明日生きている可能性なんて50%だ。何が起こるかわからないのが人生。だからと言って1分1秒を大切にしろ、なんて言わない。「普通に生きて、豊かでいたい」くらいならそこまでしなくていい。あんまりにも意識が高すぎるのも鬱陶しいし、ストレスがたまる。せめて、1時間単位でものを考えてみるのをおすすめする。
スマホのスケジュールや、紙のスケジュール帳に1時間区切りで予定を入れ込む。最初はそれくらいでいいと思う。仕事後に今まで1個のことしかやっていなかった人は、1時間区切りにすると案外時間はあることに気づくと思う。
有益か否かよりも「大好き」かどうかで判断すべきワケ
ひとつのことを時間も決めずにダラダラやり続けないこと。どうせ集中力は落ちてしまう。仕事後に1時間区切りで、予定ややるべきことを入れていけば、人とも会えるし、勉強もできるし、好きなテレビやYouTubeだって見られる。やるべきことはもちろん、無価値と思われるようなことでも、あなたが好きなら、時間を区切って好きにすればいい。
有益なことばかりやっている人はつまらない。無益なことでも大好きなことをやっている人は魅力的だ。未来のため、あなたがあなたらしくいるために、時間のどんぶり勘定はやめてみてほしい。
まずは1時間区切りからチャレンジ。
藤野 淳悟
起業家