「若い頃に買った服は手放さなきゃダメ?」「気に入って買ったはずなのに1年たったらなんだかしっくりこない」…そんなお悩みを持っている人も少なくないのでは? そこで本記事では、その人本来の魅力を引き出すスタイリストの山本あきこ氏による著書『その服、まだ着られます』(扶桑社)から一部抜粋し、工夫とアレンジで今も「ステキ」と思える着こなしをご紹介! 第2回目のテーマは、カジュアルな手持ち服が格上げされる「本気じゃないジャケット」です。
リゾート風の派手ワンピもこなれたタウン仕様に
一枚あると便利なジャケット。例えば、「街でそのまま着るには派手かな?」というリゾート風のカラーワンピースに羽織れば、華やかさも上品さも備えたちょうど良いお出かけ着に。お仕事用と違って、リラックス感のあるベージュのジャケットなら、足元はサンダルでも大丈夫。袖は思い切って肘までロールアップして軽快に。
上半身のきちんと感で大人の女性オーラが倍増!
パンチのあるアイテムは、ジャケットを合わせてクラス感やきちんと感を加えることで、上品な派手さや大人の華やかさを演出することができます。開放感たっぷりのボタニカル柄のグリーンパンツは、パンツの中にある締めカラーとつながる黒ジャケットでキリッと顔に。インナーも無地のタンクトップにしてとことん引き算!
スタイリスト 山本 あきこ