「若い頃に買った服は手放さなきゃダメ?」「気に入って買ったはずなのに1年たったらなんだかしっくりこない」…そんなお悩みを持っている人も少なくないのでは? そこで本記事では、その人本来の魅力を引き出すスタイリストの山本あきこ氏による著書『その服、まだ着られます』(扶桑社)から一部抜粋し、工夫とアレンジで今も「ステキ」と思える着こなしをご紹介! 第1回目は「大きめのシャツ」をオシャレに着こなすコツについて解説します。
とり急ぎの大きめシャツ
■Check Point
▢ プレーンな「角衿」を。衿が大きいとかっちりするので小さめが◎
▢ 体が泳ぐサイズ感がベター。普段より1、2サイズ大きめを選んで
▢ 色は白や黒などのベーシックカラーのほか、ストライプ柄も便利
▢ プレーンな「角衿」を。衿が大きいとかっちりするので小さめが◎
▢ 体が泳ぐサイズ感がベター。普段より1、2サイズ大きめを選んで
▢ 色は白や黒などのベーシックカラーのほか、ストライプ柄も便利
手持ちの服をもっと活用したい、年齢にふさわしい雰囲気になりたいと思ったとき、とり急ぎ手に入れてほしいのが「大きめシャツ」です。
シャツの特徴は直線的なラインが多く、きちんと感をプラスしてくれるところ。
さらに、ゆるっとしたサイズ感のシャツなら、気になる肉感も拾わず、ボディラインが隠れるので、着やせも叶えてくれるのです。
もしかしたら、フェミニン派の人の中には「角衿シャツはかっちりしすぎて苦手」と思っている方もいらっしゃるかも?
でも、角衿シャツは40代、50代にこそおすすめのアイテム。というのも、角衿の立体感や直線的な鋭角は、少しゆるみが気になってきた私たちのあごのラインをすっきり見せたり、顔を引き締めてくれる効果があるんです。
手持ちの甘いアイテムを引き立てるためにもプレーンなシャツは有効的。いろいろな使い方ができますので、まずは手に入れてほしいアイテムです。
直線的な白シャツ合わせならスカートの愛らしさが際立つ
ドット柄のチュールスカートは、直線的なシャツを合わせることで、大人にふさわしい落ち着き感のある着こなしに。シャツの裾は「前だけイン」することでウエスト位置がはっきりし、すらり脚長のシルエットに。衿を後ろに引っ張ると、かちっとした印象がなくなりリラックスした雰囲気になります。