小学館「ビッグコミック」で連載中の人気コミック『正直不動産』(漫画・大谷アキラ、原案・夏原武、脚本・水野光博)。NHKでドラマ化もされ、現在放映されている『正直不動産2』の第6話では、主人公が3ヵ月も家賃を滞納する清川氏に頭を悩まされました。実際、不動産オーナーのよくある悩みに、家賃滞納者をはじめとした「入居者トラブル」があります。しかし、X最大の不動産プロ集団「全宅ツイ」のメンバーは、家賃を滞納しそうな人は「面談で99%わかる」といいます。本記事で詳しくみていきましょう。
“家賃を滞納しそうな人”は面談で“99%”わかる…「入居時審査」で落ちる人の特徴【X最大の不動産プロ集団「全宅ツイ」が暴露】
最悪、家賃遅れても連絡に出て!…不動産管理者の「本音」
「20ヵ月」滞納した入居者がいた例も…
グル:なるほど〜。さて、お2人もすんごい滞納くらったことありますか?
にのみや:僕は正直ないですねぇ。これはたくや社長のが絶対ありそうw
たくや:あります。20ヵ月滞納されてから、大家に泣きつかれました。
にのみや:20ヵ月www 契約満了しちゃうw
たくや:大家廃業してほしい。
グル:そもそも保証会社なしだったんですか?
たくや:10年ほど前なので、まだ保証会社が普及してなくてですね……ところが、その滞納者は2年かけて完済したんですよww すごくない?
グル:正直入居者やwwww
たくや:あと、家賃1ヵ月分くらい遅れ遅れで払ってくる入居者は、後ろめたさから設備等のクレームを言ってこないので、管理者としては大変助かりますw
にのみや:わかるー。
たくや:みんな家賃遅れてもいいからクレーム言わないでほしい。
にのみや:家賃遅れめ、滞納なし、クレーム抜き。ラーメン屋みたい。
保証会社を入れていない家賃滞納者は、管理者が“直接対峙”
グル:やっぱり、本編のように大家さんがある程度泣くケースが多いですか?
にのみや:基本、滞納は大家さん泣くしかない。
たくや:でも最初から「滞納分は払わなくていい」とは言わないですね。明け渡した後に「少しずつでいいから払ってね」。こんな感じです。
グル:たくや社長は直接、滞納者と対峙したりするんですか?
たくや:保証会社入れてない場合は、直接話します。まあ電話に出ないこと出ないこと……。
にのみや:やっぱ現地行くんですか?
たくや:僕は「行かない派」ですね。だって面倒くさいじゃないw
グル:面倒くさいんだwww
たくや:高齢の入居者は生存確認も含めて行くことあります。そもそも電話でも直接会っても状況は変わらない気がするけど、そうでもない?
にのみや:変わらないと思いますね。
滞納者はポストを見てくれない…督促状は「玄関ドア」に貼りつける
グル:メールも電話もSMSも郵送も無視する滞納者いません?
たくや:滞納者は郵便見ないですよ。
にのみや:だいたいポストぐっちゃぐちゃ。
たくや:ポストには請求書と督促状しか届いてないから見ないんですよw ドアに貼り付けないとダメです。
グル:僕は通うたびにドアに封筒貼ってたら、ドアが見えなくなったことありますww
にのみや:根性比べみたくなってるw
グル:読者のみなさんが滞納者に万一なってしまった場合に、「すぐにやるべきこと」「やってはいけないこと」を教えてください。
にのみや:とにかく連絡に出る。とにかく連絡をシカトするのはダメ。これに尽きますw
たくや:すぐにやるべきことは、ギャンブルをやめることです! やってはいけないこと、それもギャンブルです!
グル:みなさんもお部屋を借りる時はギャンブルをやめて、不動産屋さんからの電話にはすぐに出るようにお願いいたします。
全宅ツイ