メガネは「顔のアクセサリー」といっても過言ではない

メガネはおしゃれじゃないと思っていた私は、必要なとき以外は極力かけないようにしていました。それが今では、コーディネートの最後にメガネを選ぶほどの、ファッションアイテムになりました。

きっかけは、初めての遠近両用メガネです。

老眼が進んだので、近眼用のメガネだと手元がぼやけて見えません。メガネって、男性向けのイメージが強くて、女性らしいメガネを探しても、せいぜい赤いフレームくらいしかありませんよね。

ある日、たまたま入った小さなメガネ屋さんに、カラフルでいろんなデザインのフレームが並んでいました。お店の方にうかがうと、ほとんどがインポートもの。メガネを見るだけでワクワクしたのは、初めてです。「こんなメガネがほしかった!」と思いました。

いちばん驚いたのは、加齢でぼんやりしてきた顔が、メガネでいい感じに引き締まったことです。フレームのサイドがキュッと引き上がっていると、目の錯覚でリフトアップして見えます。

キレイなカラーのフレームは、まるでメイクのようにくすんだ顔を明るく見せてくれます。「メガネは、顔のアクセサリー?」と思うほど。それから、私のメガネ好きが始まりました。