スポーツをしていたら視界に「閃光」が・・・原因は何か?

前回に引き続き、目の「光・色の感じ方」の変化から探る病気のサインを、Q&A方式で探っていきましょう。今回は、視界の「閃光」などについて取り上げます。

片頭痛、謎の光…様々な異常を引き起こす閃輝性暗点

Q:2カ月前に外傷性網膜剥離の手術をしました。それ以来目を閉じたときにリング状の残像が見え、目を開けるとその部分がまだらに変色しているように見えます。眼底観察では「異常はない」「網膜剥離の手術後だからしょうがない」と言われます。どのような検査を受ければよいでしょうか?

 

A:眼圧が上昇しているなら緑内障のチェック、網膜剥離後であれば再剥離がないかどうかチェックが必要です。視野計、OCTなどの検査機器のある医療機関をおすすめします。

 

Q:スポーツをしていたときに「閃光」のようなものが出てきて、次第に視界の右半分が暗くなり見えにくくなりました。これは何かの病気なのでしょうか??

 

A:その後、頭痛などの症状があるようでしたら、片頭痛に伴う閃輝性暗点の可能性があります。頭痛がないようであれば、一度神経内科もしくは脳神経外科などで他に異常がないか調べてもらいましょう。

完治は難しいが、頭痛を緩和させる内服薬がある

Q:急に視界のある部分だけが欠けて見えない状態が10分以上続き、その後、電撃のようにビリビリとした状態が視界の右側で起こり、同時に左目の奥の激しい痛みが襲ってきます。

 

A:視野異常を伴い、その後に頭痛が起こっているので症状からは片頭痛ではないかと思います。現在のところ、完治させるのは難しいですが、片頭痛が起こりかけたときに服用することで頭痛を緩和させることができる内服薬があります。内科でも相談されるといいと思います。

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日本眼科学会認定眼科専門医
指導医 

1998年名古屋大学医学部卒業後、社会保険中京病院に勤務。
2000年、社会保険中京病院眼科医員。
2005年ハーバード大学 Massachusetts Eyeand Ear Infirmary 留学。2006年、イリノイ大学眼科留学。2012年慶應義塾大学医学部大学院卒業博士号取得。同年、岐阜赤十字病院眼科主任部長、名古屋アイクリニック角膜・眼表面担当医に就任。白内障、レーシック、フェイキックIOLから角膜移植術、角膜クロスリンキング、眼瞼手術など最先端の手術をマルチにこなす。2011年~2015年までの手術実績約3700眼。
慶應義塾大学医学部 眼科学教室 非常勤講師。
大連医科大学客員教授。
中華人民共和国 非常勤医師免許取得。
ICLインストラクター。
トラベクトームインストラクター。

著者紹介

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

小島 隆司

幻冬舎メディアコンサルティング

「白内障の手術受けるべき?」「目がかすんで見えるけど、これって病気?」ウェブ上の「眼科相談室」には、毎日全国の方々からたくさんの悩みが寄せられています。著者は、約10年間にわたって約6000件以上の質問に丁寧に答え…

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