2月29日の日経平均株価は、前日の米株安や日銀の金融政策に対する思惑から売り優勢の展開。しかし、大引け前には一時前日比プラスに転じる場面があるなど、底堅さもみられました。結局、前日比41.84円安の39,166.19円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが89銘柄、値下がりが134銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファナック〈6954〉、ダイキン工業〈6367〉、リクルートホールディングス〈6098〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、7&iHD〈3382〉、トヨタ自動車〈7203〉、HOYA〈7741〉、豊田通商〈8015〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は23億6,500万株、売買代金は6兆0,403.91億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、小売業、鉱業、銀行業、保険業などが上昇した一方、電気・ガス業、鉄鋼、非鉄金属、医薬品、繊維製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がアルプス物流〈9055〉で+400円(+20.38%)の2,363円、2位が大黒天物産〈2791〉で+930円(+11.01%)の9,380円、3位がJVCケンウッド〈6632〉で+79円(+10.52%)の830円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-2円(-8.70%)の21円、2位がI-ne〈4933〉で-111円(-5.50%)の1,907円、3位が瑞光〈6279〉で-94円(-5.49%)の1,619円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは117銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
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