実家を売却した場合は確定申告が必要! 不要なケースもある?
相続した不動産を売却し譲渡所得が生じたならば、譲渡所得税を申告するため、確定申告が必要です。
その他、特別控除の特例を利用し税金の納税が不要となる場合でも、特例の利用には確定申告の手続きを行わなければいけません。
ただし「譲渡価額-取得費-譲渡費用」で計算し得た利益の方が少なければ、確定申告の手続きは不要です。
売却した実家が売れない…。その理由や対処法を解説
実家を何とか売却したいが、どんなに待っても買い手が付かない場合はあります。原因は主に次の3つが想定されます。
・売却価格が高い
・立地が悪い
・不動産会社が売却に消極的
対処法としては次のような方法が考えられます。
買い手が一向に付かない場合は、不動産会社と相談し売却価格を下げてみましょう。立地が悪ければ、価格を下げないと見向きもされない可能性があります。また、不動産会社が自社のサイトでしか広告しない状況なら、不動産会社を替え積極的に営業してくれるところへ仲介を頼みましょう。
兄弟等で相続した実家の処分…。トラブルなく円満に進める方法
実家を兄弟等で共有する形で相続したならば、相続人でよく話し合い、今後どうしていくかを検討しましょう。誰も住みたくないならば「換価分割」で対応した方が無難です。
実家を売却したお金で、共有した相続人全員へ均等に分配していきます。現金化した方が平等に分けやすく不満も出ないはずです。
売却前には次のような取り決めを行いましょう。
・被相続人が生きているうちに、実家の処分を家族でよく話し合う
・売却する場合は代表者を決めておく
事前に相続人間で約束を交わしておけば、相続開始時に、慌ててどうするかを話し合う手間も省けます。
実家の売却は後悔が多い? その理由や実例を紹介
こちらでは、後悔してしまった事例、後悔しないための対応策について取り上げます。
妥協して相場より低い価格で売却した
実家の売れない期間が長期化し慌ててしまい、相場をよく考えず、大幅な値下げをしてしまうケースがあげられます。
インターネットでは不動産一括査定サイトが利用できるので、こまめにチェックすれば、現在の相場がわかります。この相場より若干低い金額を設定すれば、買い手がすぐに見つかるかもしれません。
やる気の無い不動産会社を選んでしまった
大手の不動産会社で安心と売却の仲介を頼んだものの、営業といえば不動産会社のサイトで広告しか掲載していない、というケースもあります。これでは、いつまで経っても買い手が現れないかもしれません。
そんな時は、小さな不動産会社でも地元に密着し、独自の人脈を活かせる不動産会社に仲介してもらった方が、すぐに買い手を見つけてくれる可能性が高いです。
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