(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資において、「リフォーム費用」で赤字になり失敗するケースが見受けられます。管理会社を挟んでリフォーム工事を行う場合、「管理会社はどのように儲けているのか」を考慮しておく必要があると、株式会社ピカいちの代表取締役・柳田将禎氏は言います。リフォーム投資のプロである柳田氏の著書『ピカいちのリフォーム投資 改訂版』から、「リフォーム」について大切な考え方を見ていきましょう。

何事も疑ってかかったほうがよいのが「不動産業界」

このようにサラリーマン投資家から見た利益と、管理会社から見た利益は相反する部分があり、管理会社が儲かるような状況は、サラリーマン投資家からすれば儲かりません。

 

ですから管理会社の言われるままに発注をすると、必要のないリフォームが含まれていることもあります。もしくは原状回復工事であれば清掃だけで済むところを、毎回クロスを張り替えられたり、まだキレイなのにウォシュレットを毎回交換されたりします。

 

普通であれば、リフォーム前後の写真を送付するのは当たり前のことだと思うのですが、管理会社によってはそうした報告を怠るケースもあります。いずれにせよ、不動産業界は外から見ただけではわからないことも多く、何事も疑ってかかったほうが良いでしょう。

 

「信用できる」管理会社の選び方

管理会社の選び方としては「自分でリフォーム工事を発注していいですか?」と質問してみてください。

 

「それはできません」という答えが返ってきたら、その管理会社は不誠実である可能性が高いです。

 

普通の管理会社は、物件のクオリティが良くなれば入居が決まりやすくなるためリフォーム工事を歓迎しますが、そうでないということは何らかの裏事情があると考えられます。

 

 

柳田 将禎

株式会社ピカいち

代表取締役

 

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※本連載は柳田 将禎氏による著書『ピカいちのリフォーム投資 改訂版』(プラチナ社)より一部を抜粋・再編集したものです。

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