(※写真はイメージです/PIXTA)

『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)の著者で元国税専門官のマネーライター小林義崇氏は、約10年にわたる国税専門官の経験のなかで、税務調査の際には避けて通れないものの、“いちばん抵抗を感じた”質問があるといいます。それはいったいどのような質問なのか、詳しくみていきましょう。

税務調査官の業務はまるで推理ドラマ!?

このように、意図的に脱税したのかどうか、脱税したのであれば誰なのかといった点まで徹底的に追及していくことになります。

 

「亡くなった本人に話を聞けない」という状況のなかで、家族との会話のかけひきを通じて真実を導き出していくのですから、まるで推理ドラマのような側面があります。

 

このような相続税調査の経験は、ライターという今の仕事にも生かされています。

 

私は著名人などに取材して記事や書籍にまとめる仕事をしていますが、取材で得られる情報には限りがあります。そのため、取材以外にも得た事実をつなぎ合わせて記事にする必要が出てきます。

 

ここで求められるのが、事実をきちんと認識するということ。そして、その事実を論理的につなぎ合わせて、読者がすんなり理解できるように整えるのです。

 

この一連の仕事は、私が相続税調査でやってきたことに共通する点が少なくありません。

 

相続税調査とライターの仕事に重なる点があることなど、国税職員時代は考えもしませんでした。

 

 

小林 義崇

マネーライター

Y-MARK合同会社代表/一般社団法人かぶきライフサポート理事

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

 

■入所一時金が1000万円を超える…「介護破産」の闇を知る

 

■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走

 

元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者

元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者

小林 義崇

ダイヤモンド社

【大反響! Amazonベストセラー第1位】"トップ3.5%の富裕層"が密かにやっていること 「富裕層」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか? 高級ブランドのファッションに身を包み、自宅のガレージに何台もの外車が…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧