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クレジットカードの使い方を誤ると、ブラックリスト入りして生活に支障が出てしまうことがあるため注意が必要です。本稿では、ブラックリストに載ってしまう主なケースや、自分がブラックリスト入りしているか確認する方法、解除されるまで何年かかるのかなど、ブラックリストについて岡山県司法書士会の立山慶之司法書士監修のもと詳しく解説します。

携帯電話の分割購入ができない

携帯電話やスマホは高額になることがあるので、一括ではなく分割で購入する人もいますが、分割購入を申し込んで応じてもらえるのは、分割にして支払いを先延ばしにしても問題ない、つまりその人に信用があって返済できる可能性が高い場合です。

 

ブラックリストに載っていれば分割購入に応じてくれないので、新たに購入する場合には一括で購入することになります。

奨学金の保証人になれない

日本学生支援機構の奨学金を利用する際には、申込時に連帯保証人・保証人を選ぶ必要があります。連帯保証人・保証人になれる人の条件の1つが「債務整理中でないこと」です。そのため債務整理をしている人は、奨学金の連帯保証人や保証人になれません。

 

債務整理中で保証人になれない場合は、他の親族に保証人になってもらったり機関保証制度を利用して連帯保証人・保証人を不要にしたりするなど、自分が保証人になる以外の方法を検討する必要があります。

自分がブラックリスト入りしているか確認する方法

自分がブラックリスト入りしているかどうかは、信用情報機関に開示請求をすれば確認できます。

 

あああ
※2023年1月現在、JICCでは窓口での開示手続きは中止されています。

 

窓口で申請する場合は、そもそも窓口に行かなければならず手間がかかるので、開示請求をするのであればスマホやパソコンを使って申請するほうが良いでしょう。

 

例えばCICの場合、窓口で開示請求をすれば、その場で開示報告書を受け取れる点はメリットですが、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡のいずれかの窓口に行く必要があります。

 

また、申請後に開示されて実際に情報を確認できるまでに要する日数は、信用情報機関や請求方法によって異なります。CICのインターネット申請のように開示請求後すぐに情報を確認できるケースもありますが、JICCの郵送申請やKSCのインターネット申請・郵送申請のように1週間から10日ほどかかるケースもあります。

 

具体的な手続きの方法は各信用情報機関のサイトに掲載されているので、気になる方は確認してみてください。

ブラックリストの解除まで何年かかる? 自分で解除できる?

クレジットカードが使えない期間やローンを組めない期間はいつまで続くのか、ブラックリストの解除までにかかる年数はブラックリスト入りした人にとって気になる点の1つです。以下では、解除までにかかる年数や自分で解除できるのかどうかについて解説します。

解除までは5年~7年かかる

詳細な規定はJICCCICKSCによって異なる部分がありますが、ブラックの扱いになると基本的には、以下の期間にわたってブラックリストに載り続けることになります。

 

 

KSCでは個人再生や自己破産の登録期間が長く、7年を超えない期間とされています。以前はこの期間が10年でしたが、令和4114日に改訂されて7年に短縮されました。

 

また前述のとおりKSCで任意整理は登録されませんが、本人が返済できず保証会社が代わりに返済する代位弁済をした場合は、5年を超えない期間で登録されることとされています。

 

長期間の延滞や債務整理をしてブラックリスト入りしても「何年も解除されず永久に載ってしまう」わけではありませんが、5年や7年などある程度の期間にわたってクレジットカードの利用や新規借入れができなくなる点には注意が必要です。

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