(※画像はイメージです/PIXTA)

一大決心のもと地方移住をしても、失敗して都会に戻ることになる人は少なくありません。そうした人々はなぜ地方移住に失敗してしまうのでしょうか? 本記事では、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stoneintechの中嶋遼太代表が、「地方移住」に失敗する人の共通点をもとに、失敗しないための事前準備について解説します。

移住で失敗しないためにすべき4つのこと

ここからは、理想の移住ライフを実現するコツに移ります。失敗を避けたい人は知っておくと役に立つでしょう。

 

1.移住する目的を定める

そもそも移住したいと思った理由はなんでしょうか。それを明確にする必要があります。

 

・趣味に没頭できる環境に身を置きたい

・子どもを自然のなかでのびのびと育てたい

・親の実家に住んで一緒に生活したい

 

人それぞれに事情があるはずです。納得いくまで考え抜いてください。移住の軸が固まったら、次に「移住しなければできないことか」を検討しましょう。わざわざ引っ越さなくても、二拠点生活や週末移住で事足りるかもしれません。

 

2.家族の了承を得る

移住する目的が定まったら、家族の意向を聴く段階に入ります。生活の基盤をそっくりそのまま他所へ移すとなると、家庭に影響を及ぼすからです。配偶者や子どもの意見を確認し、同意を得てください。

 

単身世帯であれば自分1人の問題で済みますが、2人以上だとそう簡単にことは進みません。もし家族の意見が一致しないなら、単独で週末移住や二拠点生活を楽しみましょう。

 

3.お試し移住で現地の生活を体験する

地方移住するにあたり、お試し移住は欠かせません。面倒くさがって現地の生活を知らずに引っ越すと、必ず想定外の事態に直面します。

 

おすすめは、春〜秋にかけて1回、冬に再度のトライアル移住をすることですね。場所にもよりますが、田舎の冬は都会よりも厳しい傾向にあります。寒さだけでなく、大量の雪と格闘しなければなりません。雪かきの頻度はどのくらいか、燃料代はいくらかかるかなど、把握しておくに越したことはないでしょう。

 

4.移住支援が手厚い自治体を選ぶ

自治体によって支援制度の内容は千差万別です。もともと人口が多く、誘致しなくても人が集まる自治体では総じて手薄な印象があります。地方にもさまざまな市町村が存在することを頭に入れておきましょう。

 

実際に移住候補地の支援制度を調べ、気になったところがあれば電話やメールなどで問い合わせてみてください。担当窓口の職員は現地の情報を把握しています。情報を仕入れる絶好の機会でもあるため、積極的に行動するといいですね。また移住相談員と話してみるのもおすすめです。移住経験者だとなお心強いでしょう。

 

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