公式の統計には載らない“非公式な”マネーの動き
結婚式のこぼれ話。参加者はご祝儀として「紅包」(ホンバオ)を渡すが、今回は新郎側から「お返し」をもらった(この地域の風習らしい)。包まれたのは200元。
中国では、お金は経済活動のみならず家族や社会の潤滑油。統計上はなかなか見えないマネーの動きが経済を刺激する。引き出物として布団などの日用品が配られるのも面白い。
くじ引き大会も開かれ、知り合いは美的集団(000333)製の電子レンジをゲットした。ヒト・モノ・カネが動き始めた中国。「一切才剛剛開始」(すべては始まったばかり)。リオープンはこれからが本番だ。
奥山 要一郎
東洋証券株式会社
上海駐在員事務所 所長
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