(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、東洋証券株式会社の中国株コラムから転載したものです。

中国人観光客の受け入れ体制は国によって違い…

前述の春秋航空のIR担当者によると、海外路線はタイ線が好調という。目下のところ、中国~タイ路線のロードファクターは70~80%程度。まだまだ便数は少ないようだが、同路線の業務は年内にコロナ前の水準まで回復すると自信を示す。中国人観光客の受け入れに前向きな東南アジア諸国の回復ペースが速いそうだ。

 

一方、日本・韓国向けの需要の戻りはやや緩慢とのこと。ビザ問題などでのちぐはぐな動きも影響しているようだ。同社は、今年の日韓業務は19年の6~7割の水準にとどまり、本格的な回復は24年以降になると見ている。増便・復便の動きも待たれる。

 

中国でも「ノーマスク」が主流に

さて、中国では企業間の商談やミーティング、各種イベントではノーマスク姿が主流になってきた。地下鉄やバスなどの公共交通機関では着用が求められることが多いが、普段の生活では外す人も多い。

 

もっとも、N95マスクを着けて警戒心を崩さない人もおり、私もケース・バイ・ケースで相手を見ながらマスクを着脱するようにしている。

 

ただ、先日乗ったタクシーでは、客の私が厳重なマスク姿で、ドライバーはノーマスクという逆転現象。何か違うなと首をひねったものだが。

 

 

奥山 要一郎

東洋証券株式会社

上海駐在員事務所 所長

 

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