(※写真はイメージです/PIXTA)

勉強時間管理アプリは自分に負けないためにやるものです。だからこそ、正確に、正直にやった内容と時間を記入するようにしましょう。9浪して27歳で早稲田大学に合格した濱井正吾氏が著書『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

勉強時間管理は自分に負けないために使う

▶「アプリ」勉強記録・学習管理アプリで嘘の勉強時間を申告する/重要度★★☆☆☆

早起きは三文の得ですが、嘘つきは3浪の損です(当社比)。

 

スマホのアプリケーションが日進月歩で発達し続けている現在、学生は、勉強記録や学習時間を管理するアプリをよく使っているようです。

 

500万人以上の会員数を誇る「StudyPlus」に始まり、「コソ勉」「学習記録帳」など、その日にやった勉強内容や時間を記録して可視化できる仕組みを、若い世代はいとも簡単に使いこなし、ネット上で管理しています。

 

こうした記録をSNSで共有して、全国のライバルと切磋琢磨している方もいるみたですね。しかし、多浪生ともなると、SNSで思わぬ人間関係のいざこざを引き起こしてしまいがちです。それが、噓申告です。

 

「毎日10時間勉強すると決めたのに5時間しかできなかった……。そうだ! 今日くらいは水増ししておこう」
「1週間で70時間を目標にしているけど、遊びすぎてできなそうだから、今日は10時間やったことにして明日取り戻そう!」

 

こうして1日、また1日と勉強時間をかさ増ししていく……。

 

そう、誤った勉強時間をアプリに記録してしまうのです。このアプリはSNSと併用しているとトラブルのもとになりがちですが、そのSNSに入り浸りがちな多浪生にとって非常に相性が悪いと言わざるを得ません。

 

難関大志望の受験生で、月100時間に満たない自身の勉強時間を公開し、SNSで「勉強しろ」と命令するアンチの方々とレスポンスバトル(レスバ)を繰り返した結果、3浪してしまったなんて話もありました。

 

「過去に何度もやっている分野だし、どうせ余裕だ」
「現役生に比べると時間はたっぷりあるし、これから挽回できる!」

 

こうして見栄を張ってばかりいると、癖になります。

 

こうなってしまうと秋〜冬になって早々に志望校を諦め、また来年に懸けようと思う負のサイクルが無事、出来上がります。

 

本来であれば、自分が達成できるかもしれない現実的なラインを設定し、それをクリアし続けることで成功体験を養い、自己肯定感を得て勉強時間を増やしていくのが健全でしょう。

 

勉強時間管理アプリは自分に負けないためにやるものです。だからこそ、正確に、正直にやった内容と時間を記入するようにしましょう。

 

目標が絵に描いた餅になりそうなのであれば、無用なトラブルを回避するためにも最初から使わないほうがいいはずです。でも、自分は是が非でも目標を達成するんだ! という強い意志があれば、きっと役に立ちますよ。

 

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本連載は濱井正吾氏の著書『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、再編集したものです。

浪人回避大全

浪人回避大全

濱井 正吾

日本能率協会マネジメントセンター

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