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2023年の米金利政策見通し

2023年の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策と長期金利の動向はパターンがたくさんあって複雑です。長期金利がカギを握る「成長株か、割安株か」といった選択については、両者に十分に分散しておくのがよいでしょう。

 

「十分に分散するなら、S&P500などのインデックスファンドでよいのでは?」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

 

市場インデックスは大型テクノロジー株式を含むため、成長株式の割合が大きくなっています。逆に、割安株式の割合は小さいですから、対策としては「割安株式のファンドを個別で保有するか、多めに配分することで、金利感応度を中立に近づけられる」でしょう。

2022年総括…最後までわからなかったインフレの動向

マーケットのテーマはこのところずっと変わりません。われわれは引き続き、「2つのわからないこと」に直面しています。すなわち、「インフレ」と「米国の金融政策」です。

 

参考までに現在、(FRBがターゲットとしている)PCEコア・インフレ率は5.1%(前年同月比)です。

 

[図表1]米国のインフレ率(食品・エネルギーを除く)
[図表1]米国のインフレ率(食品・エネルギーを除く)

 

整理するために、今後のパターンを[図表2]に示すと、次のように要約できます。

 

[図表2]今後の2つのわからないこと:①インフレ②FRBの対応
[図表2]今後の2つのわからないこと:①インフレ②FRBの対応

 

まず、[図表2]の【上】に行きましょう。今後まもなく、インフレ率が毎月のように鈍化していけば、FRBは来年早々にも利上げを止め、その次の一手として「利下げ」が視野に入るでしょう。利下げの理由は、「インフレ率が鈍化したことによる実質金利の調整」か「景気後退」です。

 

次に、[図表2]の【下】に行きましょう。今後まもなく、インフレ率の上昇は止まるものの、(インフレ率が)「高止まり」すれば、FRBは、①利上げをいったん停止して様子見に転じるべきか、②利上げを継続すべきかの選択を迫られます。

 

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