(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事では、「いまから投資するべきマレーシア不動産」について解説します。海外移住先として人気のあるマレーシアは、不動産投資としても日本人に人気があります。いままでマレーシア不動産は、大規模プロジェクトの乱立により供給過剰であったため、不動産価格と賃料が下落していくトレンドとなっていました。コロナの影響は不動産市況にも大きな影響を与え、コロナ禍には不動産価格と賃料が大幅に下落しました。このような不動産市況のマレーシアで、なぜこれから不動産投資するべきなのかを解説していきます。

これから「マレーシア不動産に投資するべき」ワケ

ひと昔前までは、不動産価格、賃料、投資利回りという観点でマレーシア不動産は不動産投資をする投資対象としての条件が魅力的ではありませんでした。それに加え、プレビルドという竣工前の不動産の販売が多くリスクを抱えるため、お世辞にも薦められる投資対象ではなかったのです。

 

それでは、なぜこれから「マレーシア不動産に投資するべき」なのでしょうか。

 

最近になって、マレーシア不動産の不動産価格と賃料が底を打ったと考えられ始めました。マレーシアの大手不動産サイト「PropertyGuru」が公表しているProperty Indexでは、2021年Q4に不動産価格と賃料が底を打ち、2022年Q1からは徐々に回復をしていることが確認できます。

 

そもそもマレーシアの経済指標や不動産に関わる指標はポジティブです。マレーシアの人口ピラミッドは、人口に占める労働人口の割合の多さを示しており、これからマレーシアに人口ボーナス期が到来します。

 

また、安定的な経済成長と安定的なインフレーションを続けていることから不動産投資をする投資対象としての条件を満たしています。年々富裕層の数も増え、新興国の中では富裕層の割合が突出しています。

 

もともとマレーシア不動産の経済指標や不動産に関わる指標が不動産投資をする投資対象としての条件を満たしているのであれば、不動産価格と賃料が底を打ちこれから上昇トレンドに入ったこれからがマレーシア不動産に投資をする絶好のタイミングといえるわけです。

次ページ投資家に敬遠されることもある「新興国の通貨」だが…

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