※画像はイメージです/PIXTA

日本の公的保険は大変充実しています。医療保険、労災保険、雇用保険、介護保険、年金保険など、病気やケガ、失業、介護、老後生活など、人生のあらゆる局面を手厚くサポートしてくれるのです。内容を具体的に見てきましょう。著名FPで投資家の頼藤太希氏と高山一恵氏が解説します。

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「公的保険」にはどのようなものがある?

もしものときに頼るのは、まず公的保険です。

 

たとえば、医療保険(健康保険)ひとつとってみても、医療費の3割負担に加えて、高額療養費制度を利用すれば、自己負担の上限を超える医療費を払う必要がなくなります。仮に医療費が100万円かかった月があっても、自己負担額は9万円程度にまで抑えられるのです。

 

病気やケガで働けず、会社を休んだ場合は、通算して1年6ヵ月にわたって傷病手当金を受け取ることができます。受け取れる金額は給与のおよそ3分の2(厳密には、1日あたり標準報酬日額の3分の2)ですから、かなりの金額です。

 

また、医療保険同様、仕事中にケガや病気をしたら労災保険、失業したら雇用保険、介護が必要になったら介護保険から、それぞれさまざまな給付を受けることができます。そのうえ、老後の生活費は国民年金(基礎年金)や厚生年金といった年金である程度まかなえます。

 

このように、日本の公的保険はとても充実しているのです。

 

 

 

 10秒チェック! 

 

業務内外のケガ・病気を保障するものや、失業してしまったとき、障害を持ったときなどに対応する幅広い保険があります。

 

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本記事は『1日1分読むだけで身につく お金大全100』(自由国民社)より抜粋・再編集したものです。

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頼藤 太希 高山 一恵

自由国民社

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