「人生100年時代」といわれています。定年後の避けては通れない課題は「お金」で、3000万円不足するなどといわれていますが、実際のところはピンとこない人も多いことでしょう。この大問題をどう解決すればいいのでしょうか。この「リスク」をうまくクリアできれば、第二の人生をバラ色にすることがきるはず…。本連載は長尾義弘著『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

老後資金は「確定拠出年金」を活用が合理的

企業型確定拠出年金のしくみ

 

老後資金の貯め方も気になるところでしょう。

 

老後資金をつくるには、確定拠出年金を使うのが最も有効で合理的な方法です。

 

確定拠出年金は企業型と個人型の2種類があります。まず、企業型から見ていきます。

 

企業型は、毎月、会社が社員の掛金を年金口座に積み立て(拠出)てくれます。年金口座のお金は、従業員が自ら運用します。運用実績によって、60歳以降に受け取る年金額が変動します。

 

勤めていれば自動的に加入になる場合と、加入するかどうかを自分で選択できる場合があります。企業によって違いがありますが、有利な制度なので加入したほうがいいでしょう。

 

老後資金をつくるには、確定拠出年金を使うのが最も有効で合理的な方法だという。(※画像はイメージです/PIXTA)
老後資金をつくるには、確定拠出年金を使うのが最も有効で合理的な方法だという。(※画像はイメージです/PIXTA)

 

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掛金の額は会社ごとに決まっており、役職によって違うこともあります。ただし、確定拠出年金の限度額は定められているため、それ以上に掛金を増やすことはできません。

 

掛金の上限はつぎのようになっています(ほかの企業年金というのは、厚生年金基金、確定企業給付年金のことです)。

 

・ほかに企業年金がある場合の上限…月額2万7500円

・ほかに企業年金がない場合の上限…月額5万5000円

 

iDeCo(イデコ)を活用する

 

個人型確定拠出年金は、iDeCo(イデコ)という愛称で呼ばれています。

 

20歳以上60歳までなら、原則的に誰でも加入できます。個人事業主、専業主婦(夫)はもちろん、会社員や公務員も可能です。ただ、掛金の限度額はそれぞれ違います。

 

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老後資金は貯めるな!

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