骨盤は土台、姿勢が崩れるのは筋肉の衰えと骨盤の歪み
骨盤が正しい位置に戻れば全身の筋肉をバランスよく使える
姿勢が崩れる原因の一つは、筋肉の衰えです。私たちは姿勢を保つために、背中、お腹、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を使っています。
しかし、加齢や運動不足で筋肉量が減ると、筋肉によって姿勢を支えられなくなり、だらしない姿勢になってしまうのです。
もう一つの原因は、骨盤の歪みです。骨盤は上半身と下半身をつなぐ土台なので、骨盤の歪みがなくなれば、全身の筋肉をバランスよく使えるようになり、代謝もアップします。
骨盤が後方にずれている場合(骨盤後傾)、猫背になり、下腹が出て、お尻が垂れます。体幹をしっかり使えないので、代謝が落ちて太りやすくなることもあるでしょう[図表6]。
骨盤が前方にずれている場合(骨盤前傾)、反り腰になり、お腹が出て、腰に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなります[図表7]。
骨盤が左右にずれている場合は、背骨の歪みにつながり、肩やウエストのくびれの高さが違うといった体型になります[図表8]。
長谷川 守正
医療法人健美会 理事長
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