不動産投資におけるタイトル保険会社の意味について解説します。

タイトル保険会社とは

タイトル保険会社とは、物件の所有権(タイトル)に対する保険を発行してくれる保険会社のことです。保険が発行されることで不動産の所有者に所有権の保証がなされます。タイトル保険は、日本ではあまり広く知られていませんが、アメリカでは一般的な制度です。

 

不動産の売買契約が結ばれるとタイトル保険会社は、すぐにタイトルレポートを発行します。タイトルレポートとは、該当の不動産に対する所有権や抵当権、先取特権などの登記、さらに、未払税金などを含むすべての税金についてまとめたレポートです。そして、物件の引渡しが行われる際には国や州のガイドラインに基づいたALTAやCLTAなどのタイトル保険を発行します。ALTAはアメリカ、CLTAはカリフォルニア州の協会のことです。発行されるタイトル保険には、所有権などについてレポートに記載されていない不利事項が今後判明したときには、その損害額が保険によって保証される旨が記載されています。

タイトル保険の意義とは

アメリカでは、不動産取引にタイトル保険というシステムがあります。これはタイトル保険は不動産の買主にとっても、不動産市場にとってもメリットのある制度です。まず、買主にはタイトル保険が発行されることによって、購入後も安心して不動産を所有し続けられるというメリットがあります。日本の登記簿にあたる書類がないアメリカの不動産取引では、タイトル保険会社が発行するタイトルレポートが重要な役割を担っているからです。

 

不動産の買主は対象物件の権利などの情報をタイトルレポートから取得することが一般的となっています。不動産の抵当権の設定や売主が物件の正式な所有者であるかの確認などを事前に行い、きれいな状態で引き渡しを受けることができるのです。このため、取引事故などが発生する確率を非常に低く抑えることができ、それが活発な売買につながっているのです。また、不動産市場の活発化に期待が持てるという点もメリットです。

タイトル保険への加入は義務?

タイトル保険への加入は義務ではなく、任意です。ただし、不動産ローンを組む際には、金融機関からの融資条件として、タイトル保険への加入などを義務付けている場合が非常に多くなっています。また、タイトル保険をかけずに不動産の売買を行うと、将来的にトラブルのもととなる可能性があるため注意が必要です。いずれ、その物件を売却する際にタイトル保険が発行できなかったり、新たな買主が嫌がったり、金融機関からの新規のローンが組めなかったりといった問題が発生することがあります。

 

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