米国株市場では、半導体やAI関連株を中心に調整局面が続くなか、投資家は現状をどのように判断すべきでしょうか。YouTubeチャンネル登録者数40万人超の人気FP・鳥海翔氏が、7月30日に発表されたMicrosoftやMetaの最新決算、FOMCでの結果、各指数の動きを踏まえ、今後の相場展開を予測します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
半導体株指数(SOX)はピークから30%下落で「弱気相場」に…荒い値動きが続く〈米国株〉の見通し【FPが解説】
9月に向けて注視すべき主要な経済スケジュール
目先の値動きに惑わされず、根拠に基づいた適切な投資判断を行うためには、今後の経済スケジュールを把握しておくことが重要です。
7月31日に発表されたAmazonやAppleの決算を皮切りに、キオクシアやAMD、サンディスクといった半導体関連企業の決算発表も相次ぎました。その後、8月7日には米国の雇用統計、8月12日には消費者物価指数(CPI)が発表されています。
労働市場が過熱しすぎればインフレへの懸念が強まり、逆に急速に悪化すれば業績懸念につながるため、まずこうした指標の結果に注目する必要があるでしょう。さらに今後は、8月26日のNVIDIAの決算、9月2日のブロードコムの決算を経て、9月15日のFOMCへとつながっていきます。
感情に惑わされず、データに基づいた冷静な投資判断を
足元の米国株市場は、主要ハイテク企業の投資負担や金利の先行きを巡って荒い値動きを繰り返しています。しかし、企業の業績実態やS&P500が示す優れた分散効果を冷静に評価すれば、焦って売却を急ぐ必要はありません。
重要な経済イベントや決算スケジュールを頭に入れ、データに基づいた合理的な投資を継続することが、将来的に大きな成果につながるといえます。
鳥海 翔
株式会社Challenger 代表取締役
FP(ファイナンシャル・プランナー)/投資家
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