相場が急落…「これからどうなる!?」必死に調べたサトシさん

2024年8月2日、日経平均は2,000円下落し、約70万円の含み損が発生。さらに8月5日、4,000円を超える大暴落が起き、日経平均は一時3万1,100円台まで下落します。

恐怖に駆られたサトシさんはSNSで必死に情報を探しますが、目に入ってくるのは「まだ下がる」「早く損切りすべき」といった悲観的な内容ばかりです。

ついに耐えきれなくなり、保有していた商品をすべて売却。結果として、200万円を超える損失を確定させてしまいました。

老後のために増やすはずが、利益も元本も失い、資産は大きく減少……サトシさんは持っていたスマートフォンを思わず床に叩きつけたのでした。

相場急落時こそ冷静に…長期視点の資産運用を

わずか数ヵ月のあいだに、200万円を超える損失を確定させてしまったサトシさん。老後資金を増やすために始めた投資でしたが、相場急落時の判断によって大きな後悔を抱える結果になりました。

まずなにより、知識や自分なりの投資方針を持たないまま、ネット上の情報だけを頼りに投資を進めてしまったことが敗因のひとつでしょう。

株式市場において、短期間で大きく下落するケースは珍しくありません。こうした局面で不安に駆られ、慌てて「狼狽売り」をしてしまうのは長期的な資産形成におけるNG行動です。

資産運用は、短期的な値動きに振り回されるのではなく、長期的に運用を続けていく姿勢で臨みましょう。

辻本 剛士
神戸・辻本FP合同会社
代表/CFP