どうしよう…パニックに陥ったノゾミさん

日経平均株価は、2024年7月31日(水)終値から翌月5日(月)までのわずか3営業日で約19.5%も下落。特に8月5日の下げはすさまじく、日経平均株価はこの日だけで4,451.28円も下落しました。

「どうしよう……」

これまで経験したことのない相場に、パニックに陥ったノゾミさん。推しが動画を出す前に、慌てて下落幅の大きかった銘柄を損切りしたといいます。その損失額は、約20万円にもおよんだそうです。

「彼が専門家ではないことは分かっています。でも、応援している人の言葉だったから、疑わずに信じてしまいました。今は金銭的な損失よりも、自分の判断へのショックで気持ちの整理がつきません」

「押し目買い」の危険性

投資の世界において「押し目買い」は有効な手法の一つです。しかし、それはあくまで個別の銘柄分析が伴って初めて成立するもの。特定の誰かが「チャンスだ」と言ったからといって、自分の資産状況やリスク許容度を無視して良い理由にはなりません。

最近でも、中東情勢の悪化による原油価格の変動など、相場が大きく動く局面は多々あります。そのたびにネット上には「絶好の買い場」という言葉が溢れます。

しかし、根拠のない情報を鵜呑みにするのは厳禁です。特に、憧れの人物や信頼しているインフルエンサーの発言には、無意識にバイアスがかかりやすくなります。

投資は自己責任

今回のノゾミさんのケースで救いだったのは、彼女がその“推し”を恨んでいなかったことです。「失敗は自分の責任」と受け止め、また一から貯蓄に励もうとしています。

投資は身近なものになりましたが、自己責任の世界であることに変わりはありません。しかし、投資経験が浅い人は、不確かな情報を「この人が言うなら間違いない」と、愛情や信頼によって盲目的に信じ込んでしまう危険性があります。

投資においては、どんな人から発された情報であれ、簡単に鵜呑みにすることなく、自らがしっかりと精査しましょう。

工藤 崇
FP事務所MYS代表
FP(ファイナンシャル・プランナー)

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