(※写真はイメージです/PIXTA)

厚生労働省のレポート「令和5年 賃金構造基本調査」によると、日本のサラリーマンで、いわゆる平社員の平均給与は29万1,100円。税率は高くなり、物価も上がるなか、どのような生活をしているのか。

「働き方改革」は誰にとっても「他人ごとではない」

“我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

 

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。”

 

政府の取り組みをみるかぎり、日本は、超少子高齢化という問題を抱えるなか、「企業で働く」ことだけでは、個人が満足に生活できない社会に突入しているようだ。安西さんのように「とはいえ動けない」労働者も、「動かざるをえない」状況にまで追い込まれる日は近いかもしれない。

 

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