余るほど大学が増えた一方で教育の質は…世界の大学・人材ランキングが突きつける「暗澹たる日本の行く末」

余るほど大学が増えた一方で教育の質は…世界の大学・人材ランキングが突きつける「暗澹たる日本の行く末」

文科省が大学認可を乱発するなどした結果、少子化により大学進学人口が減っているにも関わらず、大学の数は増え続けています。その結果、教育の質は悪くなり、約4割が入学定員割れといった状況が浮き彫りになっています。本記事では、山田順氏の書籍『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)より、日本の大学が抱える課題について解説していきます。

世界人材ランキングで最下位グループに沈む

本当に日本が「低レベル人材国家」になってしまったのは、スイスのビジネススクールIMDによる「世界人材ランキング2023」を見ればわかる。毎回のように順位を落とし、いまや対象64カ国中43位と、最下位グループである。
 
「語学力」や「上級管理職の国際経験」「人材の確保と定着」「外国人材に日本を魅力的に感じてもらえているか」「女性労働力」などに対する評価が低いううえ、「GDP比で見た教育投資」の少なさも、ランキング低下の大きな要因だ。


ちなみに、ランキングトップ10は[図表2]のとおりで、上位は欧州諸国が独占している。アジアではシンガポールがトップ10に入っているだけで、日本は34位の韓国、41位の中国にも敗けている。トップ10以下では、ドイツが12位、アメリカが15位である。

[図表2]IMD世界人材ランキングトップ10(2023)

 

今年は、春闘で33年ぶりに5%以上の賃上げが達成され、日銀のマイナス金利政策も終わったことで、メディアは久しぶりに湧いている。


しかし、低人材しか生み出せない教育を変えない限り、「官制春闘」などいくらやっても無駄だろう。
 
 

 

山田 順 

ジャーナリスト・作家

※本記事は『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

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※本連載は、山田順氏の書籍『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)より一部を抜粋・再編集したものです。

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