(※写真はイメージです/PIXTA)

株というのは「上がると買いたくなり」「下がると買いたくなくなる」ものですが、その考え方では儲けを手にすることはできません。本記事では『新NISAはほったらかしが9割』(双葉社)から著者の長田氏が、暴落時にとるべきスタンスと新NISAの活用法を詳しく解説します。

「リスクの裏のチャンス」に目を向けた者が勝つ

では、“暴落”という投資家にとって恐怖イベントに遭遇したときにどうすればいいでしょうか? 普通なら「暴落は危険」と捉えますが、逆に「暴落は大チャンス」として捉えるのです。このメンタルの切り替えが重要です。

 

コロナショックは歴史的な大暴落にしても、ほぼ毎年、1年に数回は必ず“調整”という名の下落局面があります。そこで“下げの恐怖”に負けてしまっては、いつまで経っても株で資産は築けません。恐怖心はいったん置いておいて状況を冷静に分析してみることです。

 

どんな大暴落でも株というのはいつか底を打つものです。それは今までの歴史が証明しています。暴落の最中は“この世の終わり”のようなニュースばかり溢れて、そちらにばかり目が行ってしまいますが、冷静に見ればいつか暴落も終わって、底打ちした後は反転上昇するものです。

 

それは“リーマンショック”“コロナショック”など、今までの歴史が証明しています。“暴落”という目先のリスクだけを見てはいけません。リスクの裏にあるチャンスに目を向けてください。“リスクの裏にチャンスあり”です。

 

不思議なもので株式というのは「上がると買いたくなり」「下がると買いたくなくなる」ものです。狙っている銘柄の株価が上昇し始めると「このままどんどん上がってしまうんじゃないか」「買えなくなったらどうしよう」と不安になり、つい高い値段で買ってしまう。逆に株価が下がると「このままどんどん下がるんじゃないか」と怖くなって買えなくなる。それが一般的な投資家心理です。

 

これがたとえば狙っていたブランド品の洋服などの商品だとどうでしょうか? 値段が高いときには「もう少し安くなるまで我慢しよう」と思い、もしバーゲンセールなどで値段が下がることがあれば喜んで買うでしょう。ところが株式だとまったく逆の行動を取ってしまうのです。

 

株式も一つの“商品”と考えれば、取る行動は一緒のはずです。いい銘柄が安くなれば買い、高いときには安くなるまで待つ。そう考えれば暴落は株式にとっての“バーゲンセール”。喜んで買っていいはずです。

 

暴落(下落)は怖がって“売る”のではなく、チャンスと捉えて“買う”のです。

 

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