(※写真はイメージです/PIXTA)

「下流老人」「老後破産」…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後に必要なお金、貯められていますか?

「若い世代は年金を受け取れない?」への抽象的な回答

“Q.少子高齢化が進行すると、若い世代の年金額は減ってしまうのではないでしょうか?

 

A.年金制度は、5年に一度、健康診断のような形で行う「公的年金の財政検証」によって100年先までの見通しを検証しており、令和元年の財政検証では、若い世代が将来受け取る年金は、経済成長と労働参加が進むケースでは、引き続き、将来の時点で働いている人々の賃金の50%を上回る見込みです。年金制度が破綻している、若い世代は年金を受け取れない、といったことは全くありません。”

 

「経済成長と労働参加が進むケースでは」という限定的なシチュエーションにおいて、「若い世代は年金を受け取れない、といったことは全くありません」。

 

一方内閣府のホームぺージには「現状のままでは2040年代以降マイナス成長に」との発表がありました。具体的に見ると「人口減少が継続し、生産性が停滞した場合には、2040年代以降マイナス成長となると見込まれる」と明確に危機感を表しています。厚生労働省には、希望的観測だけでない説明が求められているといえましょう。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧