スマートカー部門独立なるか…ファーウェイはいま「正念場」
アリババ集団(09988)、百度(09888)、小米集団(01810)などテック系企業の参入が目立つ新エネ車産業。そのなかで異彩を放つファーウェイの次の一手はスマートカー部門のスピンオフだ。
同社は先ごろ、関連コア技術と経営資産を新会社に移管すると発表。その新会社には重慶長安汽車が最大40%出資する見込みで、第一汽車集団や東風汽車集団(00489)も最大5%出資する可能性があるらしい。事実上、「ファーウェイ・モーター」の誕生といえようか。
スマートカーはファーウェイにとって唯一の赤字部門とされる。部門立ち上げ以来の開発投資額は累計30億米ドル。一方、22年12月期の事業売上高は20億元あまり(総売上高の約0.3%)にとどまる。
外部資本の受け入れを通じ、投資リターンの拡大とさらなる躍進を遂げられるか。これからが正念場だ。
奥山 要一郎
東洋証券株式会社
上海駐在員事務所 所長
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