健康維持のために、正しい食生活や適度な運動、そして十分な睡眠時間を取ることは周知ですが、日本人は、世界的に見ても睡眠時間の短さが顕著だといわれています。アメリカの医療機器会社による「2023年世界睡眠調査」では、日本人の睡眠時間は平均6.5時間。調査した世界12カ国の平均睡眠時間7.3時間を下回る最下位です。とはいえ、日常のサイクルを睡眠時間確保のために変えることは難しいもの。最近、忙しい人たちのために、睡眠の「質」向上にアプローチする商品が増えているのは、そんな背景があるからかもしれません。

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やはり睡眠は質⁉原始生活の睡眠時間

労働環境や科学の進化など、社会の現状が睡眠時間を減らしていると考える人は多いと思います。しかし、原始生活を営むアフリカや南米の民族の睡眠に関する調査には、これらの人々の睡眠時間は、文明社会の我々と大差がないという報告があります。

 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の睡眠学者主宰の調査では、環境の異なる3大陸で、それぞれに原始生活を送る3部族の平均睡眠時間が、時には7時間を下回ることもあったとか。しかし昼寝の習慣もなく、「不眠」という概念が理解できなかった民族もいたそうです。

 

マサチューセッツ州ベントリー大学の言語人類学者による調査では、アマゾンのピダハン族はまとまった睡眠をとる習慣がなく、昼夜問わず2時間くらいの睡眠を繰り返しているそうです。もちろん、それぞれの睡眠時間にはその生活環境ゆえの理由がありますが、自然のサイクルで暮らす彼らが睡魔のストレスなく生活していることを想像すると、やはり睡眠の「質」を追求することも重要なのでしょう。

 

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最適な入眠に役立つ、就寝90分前の入浴

睡眠研究の世界的権威・西野精治氏が提唱する「スタンフォード式睡眠術」では、睡眠の質を上げるには、入眠の90分までに深部体温を下げることが良いとされています。そのためには、就寝前の入浴のタイミングを計ることも効果的なのだとか。

 

「スタンフォード式睡眠術」は、入眠時に深いノンレム睡眠(脳を休息させ、成長ホルモンを分泌し、生体機能を整える効果のある睡眠)を90分確保できるだけでも、睡眠パフォーマンスに必要とされる効果を十分に得られるとしています。就寝90分前に入浴で適度に体温を上げ、その後90分かけて元の体温に戻った頃を見計らってベッドに入れば、スムーズに深い入眠が期待できるというわけです。

 

就寝前のバスタイムを意識するなら、この癒しのひとときをさらに豊かな時間にするために、バスルームを自分好みにカスタマイズすることもおすすめです。浴槽のサイズや形状にこだわり、ホテルライクな間接照明や、窓やシャワーブースの配置なども工夫した、完成度の高いリラックス空間としてのバスルーム……そんなオーダーシステムバスルームは、国内生産の高品質アクリル製バスタブブランド「アルティス」の得意とするところです。

 

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目覚めの良さも大切。朝風呂というスイッチ

上質なバスタイムは、睡眠パフォーマンスの向上だけでなく、起床後の“朝風呂”でも効果が期待できます。就寝時は副交感神経が優位に働いていますが、朝風呂に入り交感神経を刺激することで、目覚めをスッキリさせ、湯船で代謝が上がるとむくみの解消も促します。就寝時は体温が下がっているため、朝風呂はぬるめのお湯が望ましく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなら、ジェットの程よい刺激で眠気を払ってくれるジャクジーバスがベスト。

 

 

マットレスやリネンでクオリティを上げるベッドのカスタマイズとは違い、バススペースは屋内外それぞれに設けられるという楽しみがあります。インドアのバスルーム、アウトドアのジャクジーと、生活スペースの中で癒しスペースが選べるという贅沢は、ライフスタイルにゆとりを生み、日常のインスピレーションも豊かにしてくれそうです。職人がひとつひとつのバスタブを丁寧に作り上げるアルティスのジャクジーバスは、日光や雨など天候の変化にも強く、耐久性にも優れているので、屋外でも安心して使い続けられます。

 

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流行で“常識”が変わっても、バスタイムの理想は変わらず

睡眠をはじめ健康に関するルーティンは、新しい研究結果や些細なきっかけで生まれる流行に翻弄されがちですが、本来は、常に最新の情報を紐解き精査することが大切なのではないでしょうか。例えば“羊を数えれば眠れる”という古典も、sheep(羊)とsleep(眠る)の発音が似ていることが由来していただけ。22時から深夜2時までが成長ホルモンの分泌が活性するという「睡眠のゴールデンタイム」を意識すべきという睡眠指南もありましたが、これも、個々の成長ホルモンの分泌は時計が定める「時刻」に沿うものではないと察することができます。

 

ともすれば、入眠前のバスタイム効果という説も、時代の変化でまた変化するかもしれません。ただ、入浴というルーティンそのものは生活において不動のもの。バスタイムをブラッシュアップすることは、時代を経てもライフスタイルを豊かにすることに違いありません。

 

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