「家計破綻・老後破産」を防ぐ、意外な「家計の埋蔵金」…数百万円~数千万円を手にできる新たな方法とは

「家計破綻・老後破産」を防ぐ、意外な「家計の埋蔵金」…数百万円~数千万円を手にできる新たな方法とは
(※画像はイメージです/PIXTA)

人生100年時代、誰しも、ある日突然、事故で重度の障害を負った、治療法のない難病に罹った、がんと診断された…などで働けなくなり、治療費や生活費等に困窮するリスクがあります。「老後破産」の問題もあります。そんなとき、まとまったお金を手にするために、むかし入った「保険」が意外な形で役に立つ手段があります。それが「生命保険の買取」です。日本ではまだほとんど知られていないこの方法について徹底解説します。

生命保険が無駄になる…「解約」と「失効」の実態

生命保険の「解約」と「失効」は、保障が消滅することを意味します。それは家族のライフプランの崩壊でもあると言えます。

 

2019年度に死亡保険金が支払われた件数は78万件、保険金額は3兆円でした。これに対し、解約と失効の件数は合わせて869万件。死亡保険金は44兆円でした。

 

つまり、死亡により支払われた件数の10倍以上の保険契約が、解約・失効により失われているのです(【図表2】参照)。

 

生命保険協会統計資料より
【図表2】生命保険協会資料 契約成績一覧表(2019年度) 個人保険 生命保険協会統計資料より

 

また、解約・失効の理由をみると、2021年では「保険料を支払う余裕がなくなったから」「保険料が更新により高くなったから」の合計が35.8%となっています(【図表3】参照)。心ならずも大病を患い、経済的に窮すると、保険料の支払いも困難な状態となり、解約したり、失効させたりせざるをえなくなる可能性があるということです。

 

生命保険文化センター 2021年(令和3年)度「生命保険に関する全国実態調査」より
【図表3】生命保険の解約・失効の理由 生命保険文化センター 2021年(令和3年)度「生命保険に関する全国実態調査」より
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