(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

2022年11月の注目イベント

■11月は、8日に米中間選挙が実施される予定です。米中間選挙は4年に1度の大統領選挙の中間の年に行われ、上院100議席の約3分の1(今回は35議席、補欠選挙含む)と、下院435議席の全てが改選されるほか、今回は36州で州知事選が行われます。上院では、現在は民主党と共和党の議席数が拮抗する中で、改選議席数は共和党の方が多い点では民主党が有利であるものの、かなりの接戦になることが見込まれています。今回の中間選挙では、現在は上下院で民主党が過半数を占めるいわゆるトリプルブルーの状態から、どの程度共和党が勢力を伸ばすことになるのか、今後のバイデン大統領の政策遂行能力を見る上で大変注目されます。

 

■11月1日、2日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されています。10月に発表された9月分の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回ったうえ、ミシガン大学の調査による1年先の予想インフレ率も約40年ぶりの高水準となったことなどから、米連邦準備制度理事会(FRB)は引き続きインフレ抑制のために大幅な利上げを実施すると見られます。一方で、大幅な利上げが継続的に実施されてきたことで、利上げ幅縮小の時期も注目され始めています。11月23日には、1日、2日開催分のFOMCの議事要旨も公表予定で、利上げの判断材料となる雇用情勢や物価動向に関する経済指標とともに、その内容に注目です。

 

(注)2022年10月25日現在。日付は現地時間。 (出所)各種報道等を基に三井住友DSアセットマネジメント作成
各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2022年11月) (注)2022年10月25日現在。日付は現地時間。
(出所)各種報道等を基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【注目の政治・経済イベント】米の中間選挙とFOMC…転換点を迎えることになるのか?』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

 

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