(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■債券市場では、日本を除いて大きく利回りが上昇しました。米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長や高官等が、インフレ抑制のために金融引き締めに一段と前向きな姿勢を示したことで、市場では利上げペースの加速を見込む向きが増え、債券利回りが大きく上昇しました。欧州では、欧州中央銀行(ECB)の金融政策正常化の前倒し観測や、ウクライナ情勢に伴う資源高を受けて、債券利回りが大きく上昇しました。一方日本では、日銀が連続指値買いオペを実施したことなどから、債券利回りは小幅に低下しました。

 

■株式市場では、配当利回りが上昇しました。米国での金融引き締めの加速に対する懸念や、中国での新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)に伴う世界経済の減速懸念などから、株式市場は軟調な展開となり、株式の配当利回りは上昇しました。

 

■リート市場では、配当利回りが概ね上昇しました。米国の金融引き締めの加速が見込まれる中で、債券利回りが大きく上昇したことや世界的な株式市場の下落に伴い、リートの価格が下落し、配当利回りは上昇しました。

 


 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『利上げ加速等の見込みから債券利回りが大きく上昇/主要な資産の利回り比較(2022年4月)』を参照)。

 

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