前月比1.2%上昇、100万NZドル越えをキープ
オークランドは先月と比較すると1.2%上昇で、100万NZドル越えをキープ。現在、銀行金利が下がり、ファーストホームバイヤーからの問い合わせが増えてきています。60万~70万NZドル台の価格帯が好まれるようで、以前なら豊富に物件が探せたのですが、ここ最近では、なかなか希望と合致しない模様です。
もっとも、オークランドの西・南方面なら買える価格帯でもあり、もちろんそのあたりの物件もありますが、購入希望者からの「家の質があまりよくないね」「子どもの学区が合わないなぁ」との言葉に、セールスマンが「あと10万ドルアップなら、なんとか期待に添えますよ!」と返すやりとりが、毎日のように交わされています。
新築のタウンハウスなら、かろうじて70万NZドル内で探せます。ただ、2~3ベットルームが主体なため、4ベットルームを希望される家族には合致せず、といったところです。「部屋は足りないかもしれませんが、高いレントを払うより、この3ベットルームを足掛かりに資産形成をしてはいかがですか?」と提案を続ける今日この頃なのです。
一色良子
Goo Property NZ Ltd.代表取締役社長
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