どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身の会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、東京メトロ日比谷線「六本木」駅。

意外とリーズナブルに日常品も揃う

交通の利便性を見てみましょう。六本木自体、都心にある街ですが、日比谷線で「恵比寿」駅へは6分、「日比谷」には7分、大江戸線利用で「新宿」9分、「汐留」9分。また「渋谷」へは本数も多いバス便が便利です(所要時間は平日8時に「六本木」駅を出発した場合の目安)。また都心の主要エリアへは、どこも数キロ。自転車があれば、交通機関を頼らなくてもアクセスできます。

 

問題は生活利便性です。六本木で日常品を揃えるには、いくらかかるのか……心配になる点です。駅周辺にあるスーパーマーケットは、「明治屋」「リンコス」「成城石井」と、一般人であればちょっと良いものを買うときに利用する店。

 

日常品を揃えるにもそれなりの出費を覚悟しなければいけないかと思えば、六本木ヒルズの裏手には「まいばすけっと」があり、そこはすでに隣駅「麻布十番」ですが「ダイエー」と、いわゆる普通のスーパーもあります。またドラッグストアチェーンも点在するので、ほとんどの日常品は六本木で揃えることができます。

 

一方、飲食店はなにも心配する必要はありません。単身者でも気兼ねなく入れる外食チェーン店はもちろん、正装をしていかなければいけない高級店まで、あらゆるジャンルの飲食店が六本木には勢揃い。また路地裏には、昔ながらの定食屋も残っていて、近隣で働く会社員のために、驚くほどリーズナブルにセットメニューを提供している名物店も。お金が続く限りですが、毎食、外食でも飽きることはないでしょう。

 

住むイメージが沸きづらい六本木ですが、メイン通りを一本入れば、開発に取り残されたような個店が残っていて、リーズナブルにお腹を満たすことができます。またお手頃価格のスーパーもあるので、一般の会社員にとっても生活利便性は高い街です。しかしネックになるのは家賃水準。家賃を適正家賃内で収めようとすると、なかなか勇気のいる物件しかみつけることはできません。またメイン通りを奥に入れば住宅地も広がっているとはいえ日本有数の繁華街。治安がよいとは、お世辞にもいえません。「六本木勤務で歩いて会社に行きたい」「毎晩のように弾けたい」という人でなければ、検討外の街かもしれませんね。

 

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