デイトレードは「朝9時~10時」で勝負は決まる
デイトレードと一口にいうと、朝9時から午後15時まで、いつでもエントリーしてトレードを重ねていくようなイメージを持つかもしれません。ではそのなかでも、最も値動きが良く、利益を上げやすい時間はいつでしょうか?
この最もデイトレードに向いている時間は決まっています。それは寄り付きから1時間以内です。日によっては、この時間帯よりも値動きが大きくなる時間もありますが、安定して値幅を取れるのは、株式市場が開いてから1時間程度なのです。
デイトレードは9時から始まって、10時までにはその日のトレードの8割が終了すると考えてください。次に値動きが良いとされるのは、後場の寄り付きですが、寄り付きから20~30分程で落ち着くうえ、値幅はたいてい朝の半分以下です。さらに地合いが悪い日は、まったく動かないこともあります。
次に、朝のデイトレードで起こりうるパターンについて紹介します。当然、毎回同じパターンにはなりませんが、銘柄の選び方が同じ条件になっていれば、半分近くがこの値動きになるというパターンです。
まず銘柄の選び方ですが、WEBサイトなどで1週間の値上がり率ランキングトップ10を確認します。そのなかで、先ほど紹介したように値幅が自分の許容範囲の銘柄を選びます。毎日確認していると気付きますが、株価、出来高、値幅が似たような銘柄が、必ず2~3銘柄トップ10に入ってきます。この2~3銘柄を選べば、練習にはちょうど良くなるでしょう。
ここで、実際によくある値動きのパターンを紹介します。まずギャップアップであることを確認してください。そして5~15分程、上値を追います。瞬発力に自信のある方はここで買いエントリーポイントを設定してもいいでしょう。15分程上昇すると、利益確定の売りが出てきます。ここは押し目買いのポイントと考えてください。そして9時30分前後から再度上昇をはじめ、その日の高値を抜いていきます。ここが利益確定ポイントです。非常に簡略化した説明ですが、かなりの頻度で現れるパターンなので、覚えておくと便利です。
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