2019年10月7日~10月11日のマーケットの振り返り

ウィークリーマーケットレポート

三井住友DSアセットマネジメント株式会社 調査部
2019年10月7日~10月11日のマーケットの振り返り

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2019年10月7日~10月11日のマーケットの振り返りのマーケットについて振り返り、「1. 先週の市場動向、2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場、3. 先週のマーケット・デイリー/ウィークリー、4. 今週の主な注目材料」のそれぞれについて解説します。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

1. 先週の市場動向

先週の市場の振り返り

 

<株式>

主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場は、米中が貿易協議で合意に達するとの期待から上昇しました。第1段階の合意として中国は400-500億ドルの米農産物を購入、米側の10月15日からの2,500億ドル分の対中制裁関税の25%から30%への引き上げが先送りされ、引き続き協議を続けることとなりました。NYダウは週間では0.91%上昇しました。日本株式市場は、米中閣僚級協議の進展期待や円安などを好感して、週間では日経平均株価は1.82%上昇しました。欧州株式市場では、米中貿易協議の進展期待や、英国のEU離脱問題の進展期待などからドイツDAX指数は4.15%、FTSE100指数は1.28%上昇しました。中国株式市場では、通商協議の進展期待が高まったことなどを好感して、上海総合指数は2.36%、香港ハンセン指数は1.89%上昇しました。

 

<リート>

グローバル・リートは、株式市場は上昇したものの、長期金利の上昇を受けてほぼ横ばいとなりました。

 

<債券>

米国の10年国債利回りは、米中が通商問題で合意に至るとの期待などを受けて、0.200%上昇しました。日本、ドイツ、英国の10年国債利回りも上昇しました。

 

<為替>

円は対米ドルでは、米中が通商問題で合意に至るとの期待などを受けて、1.26%下落しました。対ユーロでも米中貿易協議の進展期待などを受けて1.98%下落しました。

 

<商品>

原油価格は、石油輸出国機構(OPEC)の事務局長の減産を示唆する発言などを受けて3.58%上昇しました。

 

 

 


 

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
株式(前週比) (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
リート(先週比) (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成


 

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
10年国債利回り(前週差) (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
為替(前週比) (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

(注)為替の変化率がプラスの場合は各国通貨高・円安、マイナス▲の場合は各国通貨安・円高。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
国・地域別の株価指数(現地通貨ベース)、為替レート (注)為替の変化率がプラスの場合は各国通貨高・円安、マイナス▲の場合は各国通貨安・円高。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成


 

(注)S&P REIT指数の国・地域別指数(配当込み、現地通貨ベース)。 (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
国・地域別のREIT指数 (配当込み、現地通貨ベース) (注)S&P REIT指数の国・地域別指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

(注)データは2019年7月12日~2019年10月11日。グラフの各国・地域別の株価指数は表と同じ。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
国・地域別の株価指数の推移 (注)データは2019年7月12日~2019年10月11日。グラフの各国・地域別の株価指数は表と同じ。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成


 

(注)データは2019年7月12日~2019年10月11日。S&P REIT指数の国・地域別指数(配当込み、現地通貨ベース)。 (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
国・地域別のREIT指数の推移 (注)データは2019年7月12日~2019年10月11日。S&P REIT指数の国・地域別指数
   (配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

3. 先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆ は右の「グラフ・図表」を参照。
☆ は下の「グラフ・図表」を参照。

 

 

☆10/7 インド株式市場は反落(2019年10月前半)

金融緩和と景気対策による景気回復が待たれる

 

(注)データは2018年10月4日~2019年10月4日。  (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
インドの株式、通貨 (注)データは2018年10月4日~2019年10月4日。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

☆10/7 米雇用統計は強弱入り交じる内容(2019年9月)

雇用や賃金の伸び鈍化からFRBは利下げ継続へ

 

(注)データは2016年9月~2019年9月。 (出所)DataStreamのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
非農業部門雇用者数の推移(前月比増減) (注)データは2016年9月~2019年9月。
(出所)DataStreamのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

4. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。
※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年10月7日~10月11日のマーケットの振り返り』を参照)。

 

 

(2019年10月15日)

 

 

先週の注目の「マーケット・デイリー」

2019年10月7日 インド株式市場は反落(2019年10月前半)

2019年10月7日 米雇用統計は強弱入り交じる内容(2019年9月)

 

先週の「マーケット・ウィークリー」

2019年10月7日 先週のマーケットの振り返り(2019/9/30-10/4)

 

先月の「マーケット・マンスリー」

2019年10月3日 先月のマーケットの振り返り(2019年9月)

 

先週の注目の「マーケット・キーワード」

2019年10月9日 『街角景気』、駆け込み需要で上振れ

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
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●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
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