実は低ハードル!? 「東欧金融事業者支援ファンド」の魅力

近年、新しい投資の手段として大きく注目を集めている「ソーシャルレンディング」。本連載では、その基本的な仕組みや富裕層にとっての活用法を踏まえたうえで、カメルーンや東欧といった特徴的な投資対象をピックアップして紹介する。第5回目は、クラウドクレジット株式会社・商品部長、兼業務部長の依田雅彦氏から「東欧金融事業者支援ファンド」についての概要を伺った。

海外で需要が高い「ペイデイローン」とは?

近年、バルト三国のひとつ、エストニアにおける「電子政府」実現への取組みが話題になっています。こうした動きに代表されるように、東欧は、意外にもFintech(フィンテック)の先進エリアです。その背景として、東欧には国際的な金融ネットワークで中核を占める西側諸国の金融機関が長らく存在せず、新しい金融テクノロジーにも抵抗なく取り組めたという歴史があります。

 

そのFintech先進エリア「東欧」において、消費者ローン事業者に投資する「東欧金融事業者支援ファンド」は、クラウドクレジットの商品ラインナップの中でも、高い人気を誇るファンドです。

 

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このファンドは、東欧各国(ポーランド、チェコ、デンマーク、メキシコ、ラトビア、ジョージア)で個人向けに短期ローンを貸し付けている事業者(A社グループ)に対して融資を行います。最終の資金需要者(借り手)は、上記エリアの一般消費者となります。

 

海外では、日本のように銀行系列の消費者金融業者が普及して、比較的低金利で簡単にお金を貸してくれる国は少数派です。その代わりに、いわゆる「ペイデイローン」と呼ばれる、超短期の貸し付けスタイルが多く見られます。これは、ペイデイ(給料日)までの数日~十数日程度の超短期間での、少額の資金不足をまかなうためのローンです。

 

ペイデイローンは、年率に換算すれば高利率となりますが、超短期、少額に限定することで金利相当額をおさえ、現地の銀行などでは対応しきれない個人の資金需要を満たしています。

よりリスクを抑え、相対的に高利回りが得られる商品に

A社グループは、現地における比較的新興の事業者ですが、優れたFintech技術を有しており、貸倒損失率を低減させる与信管理システムから、実際のトランザクション(現金授受)の面まで、非常に高い競争優位性を保っています。その競争優位性の高さが業容にも反映していて、2016年には対前年度比で69%の貸出額増加となり、貸出総額は100億ユーロを超えている状況です。

 

実は、このようなA社グループの業容拡大と信用力の高まりに伴い、アフリカ地域の金融機関がA社への出資をしたことなどから、、クラウドクレジットに対しても、金利の引き下げ要求が行われるようになりました。そのため、「東欧金融事業者支援ファンド」が最初に発売された2016年2月からみると、現在は期待利回りは低下しています。

 

クラウドクレジット株式会社 依田
クラウドクレジット株式会社 商品部長 兼 業務部長 依田雅彦 氏

 

ただ、商品開発当初より下がったとは言え、「東欧金融事業者支援ファンド」は現在でも、償還13か月・為替ヘッジなしのタイプ(第39号)で9.1%、為替ヘッジありのタイプでも7.6%(43号)の期待利回りを提示しています。その意味では、信用リスクが以前と比べて大きく低下してきたA社との交渉のなかで、まだ相対的に魅力的な金利上乗せ幅を承諾していただいている状態にあります。

「投資判断力向上の勉強素材」としてもおすすめ

この「東欧金融事業者支援ファンド」は、ソーシャルレンディングを使った海外投資に初めて挑戦する人のなかでも「為替リスクに対する判断力を養いたい」という人に、特におすすめできます。それはまず「為替ヘッジあり」と「ヘッジ無し」のどちらかが自らの判断で選べるからです。

 

東欧の町並
典型的な東欧の町並

 

海外投資では、償還時点までに円高が進むと、円での手取りが減ってしまう為替リスクがあります。このリスクを避けて、為替レートを固定しておくのが為替ヘッジです。ヘッジにはコストがかかるため、ヘッジありはヘッジ無しに比べると利回りが少し下がりますが、為替リスクの心配なしに高金利を享受できます。

 

自ら将来の為替変動を予想して、「今後は円高が進みそうなので為替ヘッジありへの投資割合を増やそう」とか「しばらくは円高進行の可能性は低そうなので為替リスクのないファンドで運用しよう」というように、ソーシャルレンディングを通して海外投資につきものの為替リスクとの付き合い方を学びたい方にはおすすめといえるのです。

 

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また、13月と7か月という2つの運用期間から選べるのも、この商品の特徴です。「まずは一度買って試してみたい」という方なら、より期間の短い7か月タイプを選んでみるのもよいでしょう。償還後の利息と元本をふたたび投資するという方法で運用している方も数多くいらっしゃいます。いわゆる複利運用ですが、この方法を使って比較的短期間で大きな成果が得られることも、ソーシャルレンディング投資のメリットのひとつです。

取材・文/椎原 芳貴 撮影/永井 浩 ※本インタビューは、2017年10月30日に収録したものです。
※ファンドの手数料等およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料は頂いておりません。なお、出資金に対して、最大2.50%(2017年11月現在)の運用手数料を運用開始時に(又は運用開始時及び2年度目以降毎年度に)いただきます。また、為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。ファンドの種類ごとに、手数料等およびリスクの内容や性質が異なります。ご投資にあたっては匿名組合契約書や契約締結前交付書面をよくお読みください。

クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業: 関東財務局長(金商)第2809号
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入

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連載まだ見ぬフロンティアに投資する!富裕層のための「ソーシャルレンディング」最新投資術

クラウドクレジット株式会社 商品部長 兼 業務部長

1993年早稲田大学教育学部卒業。銀行間金利デリバティブ取引の仲介業務・ロイター通信の金融市場記者を経て、1998年より2012年までバークレイズ銀行東京支店所属し、最終ポジションはCOO 兼 業務本部共同本部長。その後バークレイズのシンガポール現地法人にて業務部門ジャパンデスクのバイスプレジデントとしてチームマネジメント。バークレイズ退職後の2015年、クロスボーダー・ローン投資を個人投資家の手に届くものとしたクラウドクレジットの社会的意義に共感して入社。

著者紹介

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内容

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►カメルーンってどこ…「カメルーン農業」にいま投資する理由

►「東欧」知られざる投資の可能性…「東欧金融事業者支援ファンド」

►ジョージア、ロシア …二歩先を行く投資先はまだまだ多数

※今後の地域・商品拡張、将来展望についてもお話します。

会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場