「片付け」という言葉を聞くだけで嫌気がさし、気合を入れて片づけても数日後には元の景色に戻ってしまう。そんな「自己嫌悪の無限ループ」に、41年間もの間、苦しんできた女性がいます。人気芸人・パンサー尾形貴弘氏の妻であり、ブロガーとして活躍する尾形あい氏です。理想の暮らしを求めて新居を構えたものの、わずか2カ月後には階段下に荷物を詰め込み、探し物に追われる現実に直面しました。なぜ、努力をしても部屋は片付かないのか。本記事は尾形あい氏、大橋わか氏の著書『吐いちゃいそうなくらい片付けが嫌いな私でもできた“おうちルール” あなたも超ラクにキレイが保てる!』(大和出版)より、長年の「片付け概念」を根本から変え、超ズボラでも無理なくキレイを保てるようになった、驚きの転換点を探ります。[写真:石原麻里絵(fort)、岩田慶(fort)]
「ずっと吐きそうだった」パンサー尾形さんの妻の告白…モデルルームのような新居をSNSに投稿。引っ越して数ヵ月、長らく悩ませられたこと
パンサー尾形氏の妻・あいさん「片付け前」の尾形家
「片付け」その言葉を聞いただけで嫌気がさす。助けてーー! ほんっっっと無理!
やらなきゃいけないのはわかってるのに、気づけばプリントの山、洗濯物も山、何がどこにあるのか自分でもわからない。「よし! 今日こそ片付けよう!」って気合を入れても、数日後にはまた同じ景色。デジャブですかこれ?(笑)
これまで何度繰り返しただろう。頭ではやらなきゃってわかってるのに、体が動かない。白目むきながら、「誰か助けてーー」って心で叫ぶ毎日。片付けができない自分が情けなくて、イライラして、自己嫌悪の無限ループ。41年間、ずっと、片付けっていう言葉だけで吐きそうになる人生だった。
なのに、私はキレイな部屋が好き。だから新しい家に引っ越して、「よし今度こそ!」って思ったのに……。数か月後には新居なのに、すでにリバウンドしはじめてました。やっぱり私ってそういう人なんですよね……。もうっ!! わけわかんない!!(笑)そんなときに出会ったのが、わか先生。初めて会った日に言われたひと言が、今でも忘れられない。
「片付けは仕組みなんです」
え、仕組み? なにそれ? 片付けってさ、根性とかセンスとか、私には一生無理なやつじゃなかったの?
「仕組みをつくれば、誰でも片付けられる」この言葉を聞いた瞬間、今まで一人で自己嫌悪と戦って、背負ってきた重さがスーッと消えていく感じがした。わか先生に教えてもらったのは、ただモノを減らす方法じゃないの。今まで見てきたキラキラ収納でもない!! 戻しやすい場所をつくる、動線を考える、超ズボラでも続けられる仕組み。
「失敗してもいいんですよ。方法が合わなかっただけですから」その言葉に、何度救われたかわからない。
片付けられない自分は、ダメじゃなかった。ただ、私に合う方法を知らなかっただけ。41年間、苦しみ続けた私だったけど、リバウンドしてもいいんだ。またやり直せばいいんだ! そしてそれは本当にラクに実現できるんだ!そう思えたあの日から、私の片付け概念は変わりました。
ぜっったい私みたいな人いるよね? わかるよね!!
引っ越し前
娘のお洋服もどんどん増えていく〜
衣替えしても捨てられなくて積み重なる積み重なる〜(泣)
引っ越し2か月後
